メガホンを持って応援している女子学生

わたしは新卒1年目で会社を辞めました。世間では新卒者が仕事を辞めるというと、「最近の若いもんは我慢強さがない」「ゆとり世代はこれだから困る」みたいなことをよく言われますよね。でも私はそんなこと気にする必要はないと思っています。

ここでは私がすぐに会社を辞めてしまった原因と反省点、あなたが転職活動をするにあたって意識しておいた方がいいことを書きました。入社してまだそんなに経っていないけど仕事がつらい、辞めたいと思っている方の参考になればと思います。

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新卒の私がわずか1年で会社を辞めてしまった理由

わたしが新卒で入社した会社を1年足らずで辞めてしまった最大の原因は、自分の想像と実際の仕事内容や労働環境とのギャップです。

具体的には以下の3つ。

  • 給料の安さ
  • 残業の多さ
  • 労働環境(想像していた仕事と違った)

働いてみてこの3つが自分が想像していた以上にズレがあったので、「こんなはずじゃなかった」という思いが強くなり辞めてしまったんですね。

手取り11万円!? 給料が低すぎる

 賃金格差があるサラリーマンのイラスト

わたしが新卒で入社した会社は親のコネで入ったので給料に関しては全く聞かされていませんでした。何も考えずにだいたい手取り15万円くらいだろうと思っていたんですが、初任給の明細表を見てビックリ Σ(T□T)

なんとっ!給料の手取りは11万円弱でした ( ̄▽ ̄;)!! 想像していた年収とあまりに開きがあったのでその落胆は大きかったですね。アルバイトかよ!って明細書にツッコミましたもんw

まぁコネで入れてもらってるし事前に調べていなかった私にも非はありますが、給料の安さが原因でやる気がなくなったのは事実です。ふつう自分で求人を探している人なら給料や年収の目安って企業も公開しているでしょうから、ある程度は把握できると思います。

もしそれを知っていて不満があるとしたら、公開しているデータに偽りがあるか、思った以上に税金などを引かれ手取り額が減っているか、基本給等の振り幅の記載がある場合に上限値を期待していたのかのどれかじゃないですかね。

今思い返せば仕事もロクにできない入社1年目の私がそんな高い給料なんてもらえるはずがありませんが、お金って仕事のモチベーションにもつながる重要な要素なのでしっかり把握していなかったことは反省しています。

労働時間長すぎじゃない!? 残業が多すぎる

残業に関してはあまりないと事前に聞かされてはいたんですが、いざ入社してみると時期によってかなり偏りがあり、忙しい時は夜中まで残って仕事をすることもザラにありました。よく企業の求人欄に月の平均残業時間って書かれてありますけど、あれを鵜呑みにしちゃいけませんね。

もちろん正直に書いてあるところもあるでしょうけど、先輩より先に退社しづらい職場の雰囲気とかサービス残業を強いられるなど、私の経験からそこはグレーゾーンな企業が多い印象です。

当時は今と違ってインターネットもそんなに普及していなかったので情報収集は難しかったので仕方ありませんが、実際に勤めている先輩社員の声を聞いたり、その会社に夜行ってみてオフィスの電気がついているかどうか確認するなど、その気になればやれることはたくさんあったのかなと思います。それができていれば少しは心構えができていたかもしれません。

違う部署に配属!? やりたい仕事と違った

部署をたらいまわしにされているビジネスマン

自分がやりたい仕事と違ったことも退職したいと思った理由の1つです。入社した会社はわたしが何年かぶりの新卒者ということで、期待度も大きかったのか新人研修を兼ねて4ヶ月ごとに3つの部署を回らされたんですね。

会社全体の業務を把握しておいた方がいいという事だと思うんですが、新卒者の私にとってはやりたくない内勤や営業もやらされて大変でした。それで1年経って希望とは違う部署に配属されたことが決め手になり退職を決意

それも将来のためと思って勉強したり経験を積めばいいんでしょうけど、なんでやりたくもない仕事をしないといけないのかという思いの方が強く、いっきにやる気が失せました。

これらが私が新卒ですぐに会社を辞めたいと思い退職に至った理由です。世間的にはよく3年間は辞めずにがんばれって言われてますけど、3分の1の年月ももちませんでした(>_<)

今になってみれば私の社会経験の不足や仕事に対して意識の低さが原因でもあったと反省はしています…。でも調べてみたら約3割の新卒者たちが私と同じように会社を辞めているのが現状のようです。

新入社員の3割が3年で会社を辞めている

厚生労働省のデータによると新卒者の3年以内の離職率は3割から6割となっています。この割合の違いは中学卒業から大学卒業までの最終学歴による違いです。以下を見てください。

  • 大学:31.9%
  • 短大等:41.7%
  • 高校:40.9%
  • 中学:63.7%

見てみると年齢が若いほど離職率は高くなっていますね。これって10代と20代のこれまでの経験や視野の違いだと思うんです。対人関係や社会人になるまでのアルバイト経験など、働くということや人との関わり方って生きているだけで勉強になりますからね。離職率の違いはその経験の差なのかなと。

あと大学卒業の新卒離職者はたった3割しかいないんだという印象を受けましたね。思ったより少ない!まぁ残りの7割の人すべてが今の会社や働き方に満足しているわけじゃなく、辞める勇気がなくて続けている人も含まれているでしょうけどね。

じゃなぜ、3割の新卒者は就職して3年以内で辞めてしまったのかそこが重要ですよね。

新卒者が仕事を辞めたいと思った理由

こちらも厚生労働省のデータなんですが、退職理由で多かったのも5つを挙げると、

  • 給与・報酬が少なかったから
  • 事業又は会社の将来に不安を感じたから
  • 労働時間が長かった・休暇が少なかったから
  • 会社の経営方針に不満を感じたから
  • 能力・実績が正当に評価されなかったから

さらに転職サイトのリクナビNEXTにも同じアンケートがありまして、そのデータでは、

  • 上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった
  • 労働時間・環境が不満だった
  • 同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった
  • 給与が低かった
  • 仕事内容が面白くなかった

となっています。若干退職理由は異なりますが、給料、人間関係、労働環境に対する不満が大きいようですね。まさに最初に紹介した私の事例とほとんど同じです。

やはり実際に働いてみて現実と理想とのギャップが大きかったことが要因でしょう。先ほども書きましたが給料や年収に関してはある程度把握はできますが、人間関係や労働環境については実際に働いてみないと分からない部分も多いので、そこにズレが生じるのではないかと思います。

離職率が高い業種は?

ちなみに離職率が高い業種を見てみると、

  • 宿泊業,飲食サービス業:28.6%
  • 生活関連サービス業、娯楽業:21.5%
  • その他サービス業:20%

となっています。これらの産業は入職率も同じく高く、入れ替わりの激しい業界だということが分かります。

新卒者の退職や転職って悪いことじゃないから気にする必要はない

このように新卒者の約3割が3年以内に退職しています。私も含め、本人の努力や意識が足りなかった部分もありますが、それが悪いことだとは思わないんですよ。

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」 という本を知っていますか? その本に出てくるピーター・F・ドラッカー氏がこんなことを言っています。

「最初の仕事はくじ引きである。最初から適した仕事につく確率は高くない。 得るべきところを知り、向いた仕事に移れるようになるには数年を要する。」

最初から自分の理想にピッタリな職場に巡り会えるなんて稀

どうでしょう、最初から自分の理想にピッタリな職場に巡り会えるなんて稀なんですよ。だから新卒が辞めたいという気持ちをもち、辞めてしまうことが悪いことだとは思わないんです。

わたしは理想の働き方に巡り会うための経験だと思ってすぐに切り替えています。だから5回も転職を繰り返しているのかもしれませんがw

それにあなただけじゃなく企業としても求職者に会社の情報やビジョンなどを伝え切れていなかったかもしれませんし、運悪く尊敬できる上司に巡り合えなかっただけかもしれません。そう思えば気持ちが楽になるでしょ。

今の時代、一生同じ会社で勤め上げる時代じゃありませんし、終身雇用なんて終わってますから、仕事でストレスが溜まり体調を崩すまで我慢する必要はないです。

時間は有限、合わない・つらいのに無理して勤め続けるよりは前向きに次のステップへ進むことに時間を使った方がマシじゃないでしょうか。

だから「退職や転職=悪いこと」と思わないように。

転職活動するにあたって、これだけは知っておいたほうがいいこと

さいごに転職活動をするにあたってきちんと意識しておいた方がいいことも合わせて書いておきますね。

体調を崩すほどのストレスからの解放と退職するまでに得られた経験というメリット以外にやはりデメリットもあります。例えばすぐに会社を辞めたことをマイナスに捉える企業があるのは確かです。新卒と第二新卒では印象は違いますから、それが採用に影響するかもしれません。

あと企業にとってもデメリットがあることも覚えておいた方がいいです。新入社員を教育するにはそれなりの時間とコストがかかります。それですぐ辞められたんじゃその費やした時間等は無駄、赤字です。

だから、あなたと企業どちらにとっても無駄な時間と労力を使わなくてすむように、辞めることのリスクは意識して転職活動はしておいた方がいいです。といって悩む必要はないですよ、考えても時間のムダ、悩んで解決する問題じゃないので次へ進みましょう。

そのうえで自分の思い描いていた働き方と現実のギャップやズレを少しでも小さくしておくために、情報収集や自分のビジョンや市場価値を把握しておくことが退職しなくてすむ職場に出会うための秘訣かなと思います。情報収集や自分の市場価値を確かめたい方はこちらの記事をどうぞ。

関 連 これをやればうまくいく!転職を成功させるための秘訣!

ということで、新卒ですぐに会社を辞めてしまった私の経験と、同じ思いをしている人へ伝えたいことでした。アドバイスになったか分かりませんが、あなたが理想の職場に出会えますように♪