PR
- 思っていた仕事内容と違う
- 上司や先輩など人間関係が合わない
- ビジョンや社風がミスマッチ
- 入社前に聞いていた条件(給料、残業など)と違う
転職したばかり(1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年・・・)だけど、このような不満があるから辞めたい。
だけど転職してすぐに転職してもいいものなのか。今後、失敗しないようにするためにはどうすればいいのか。
このような悩みを抱えているサラリーマン、OLへ。
- 入社して間もないけどすぐに転職するのはアリ?
- 転職してすぐ辞めることのリスク
- 試用期間内に辞めた場合もマイナスになる?
- 辞めたい仕事を無理して続けるリスク
- 転職してすぐの転職を成功させる方法
- 退職~転職までの流れ
このようなことをお伝えします。
読みたい所をクリック
入社したばかりだけど辞めたい。転職してすぐに転職するのはアリ?
40代の私が社会人になった頃は、「最適でも3年は辞めずに我慢して続けろ」なんて風習がありましたけど、今の時代はそんなの関係ないです。
入社してすぐだろうが辞めて転職するのは全然アリ。
厚生労働省が発表している新規学卒者の離職状況によると、大学卒で入社した企業を1年以内で辞めた人の事業規模ごとの離職率は、
- 従業員数が5〜29人の企業で22.5%
- 従業員数が30〜99人の企業で15.5%
- 従業員数が109〜499人の企業で11.4%
高校卒で入社した人の事業規模ごとの離職率は、
- 従業員数が5〜29人の企業で28%
- 従業員数が30〜99人の企業で21.1%
- 従業員数が109〜499人の企業で15.7%
となっています。
このデータを見ると従業員数が少ない企業、いわゆる中小企業のほうが大企業に比べてすぐに会社を辞めている人が多く、大卒よりも高卒のほうが離職率は高いという結果になっています。
従業員数が30人未満の会社であれば入社1年以内に辞めている人は2割強、つまり5人に1人以上は辞めているという結果です。
このデータからも分かるように転職してすぐに辞める人、別の仕事に転職している人は普通にいるということが分かりますね。
ちなみに業種ごとの離職率を見ると、宿泊業、飲食業、娯楽施設などサービス業界の離職率が高く、人手が足りないとか、きつい労働環境の業界は辞める人が多いのが実情みたいですね。
ただし転職してすぐ辞めることにはリスクも伴う
転職した会社をすぐに退職する人がいるのも事実ですが、すぐに辞めることにはデメリットやリスクもあります。
具体的には以下のようなこと。
転職活動で不利になる可能性がある
これは求職者から雇い主という立場で考えれば分かることですが、もしあなたが採用担当者で面接に来た人が前の会社を10日、1ヶ月、3ヶ月、1年など短い期間で辞めていたらどう思いますか?
- 粘り強さや我慢ができない人なのかな?
- 人間関係がうまくいかない人なのかな?
- うちに入社してもすぐに辞めないかな?
- 前の会社のなにが嫌だったんだろう?
このような不信感や疑問を持ちませんか?
転職先の採用担当者が思い浮かべるような不安や疑問を、払拭できる答えを持っておかないと転職活動では不利になるでしょう。
働いてみて自分には合わなかった、給与や休みなど入社前に聞いていた条件と違った、上司からパワハラを受けた、過剰な残業が辛かったなど、すぐに辞めようと思った原因をしっかりと説明できるようにしておくことが大切です。
ただし、いくら正当な理由があっても、転職してすぐに転職を繰り返しすぎると企業は不振に思うでしょう。
もし書類選考で履歴書や職務経歴書に過去に勤めた企業が1社だけの人と5社ある人では、後者のほうが不利になるのは確かですよね。面接にすらたどり着けない可能性もあります。
また転職回数が同じでも20代と40代では、相手に与える印象も変わってくるので、回数だけでなく年齢もリスクの1つになることは意識しておくべきです。
次の転職先が決まるまで給料が入ってこない
転職したばかりの会社を辞めて次の転職先がすぐに見つかればいいですが、見つからない場合、その期間は無収入になります。
でも失業保険がもらえるから大丈夫じゃないの? と思うかもしれませんが、受給するためには条件があります。
すぐに仕事を辞めたら失業保険はもらえない?
まず失業保険をもらうためには雇用保険に加入している必要があります。雇用保険に加入しているかどうかは給与明細を見れば載っています。
分からない場合は、労働時間と日数から判断することができます。
具体的には、1週間の労働時間が20時間未満、31日以上雇用されていない場合は雇用保険の適用除外となります。
つまり1日8時間労働で1ヶ月以上勤めていたら雇用保険に加入していると思われるので、失業保険をもらえる可能性があるということです。
可能性があると書いたのは、雇用保険をかけているだけでは失業保険を受給わけじゃないからです。さらに条件があります。
その条件とは、会社を辞めた日以前の2年間に、11日以上働いた月が12ヶ月以上あることです。
いま勤めている転職したばかりの会社をすぐ辞めたとしても、その辞めた日から過去2年の間に前の会社で1年以上働いていれば失業保険がもらえます。
少し難しいので例を見てみましょう。
・いま辞めたいと思っている会社をA社
・A社の前に勤めていた会社をB社
過去に3年勤めていたB社を退職して、6ヶ月後にA社に転職。A社を3ヶ月で辞めようと思っている場合、過去2年の間に11日以上働いた月が12ヶ月以上あるので失業保険の対象となります。
大学卒業後、B社に入社。B社を5年で辞めて、2年後にA社に転職。A社を1ヶ月で辞めようと思っている場合、過去2年の間に11日以上働いた月が1ヶ月しかないので失業保険の対象とはなりません。
5年(B社)→ 2年間(無職)→ 1ヶ月(A社)
精神的、肉体的に追い込まれている状態ならすぐにでも辞めるべきですが、もし余力があって失業保険が出ないなら、もう少し勤めて貯金するか、次の転職先が見つけてからではないと辞めた後の生活費に困る可能性があります。
円満退社できずにもめる可能性がある
あなたが転職してすぐに転職するということは、会社としてはまた人材を募集して教育する必要があります。
経験者を中途採用すれば即戦力になるかもしれませんが、新人であれば育成に時間やお金などコストが必要です。
私も過去に新人の教育担当になったことがありますが、その社員が1ヶ月たたずに辞めてしまいました。しかも無断欠勤で急に来なくなるという。
こちらとしては自分の時間を割いているわけですから、すぐに辞められると今までの苦労は何だったんだと思ってしまいます。
まぁすぐ辞める人に対しては良い印象は持ちませんよね。
かといって、やりたくもない仕事、合わない人間関係を無理して続けるのも意味がないので、そこは会社の就業規則に沿って、なるべく早めに申し出たほうが揉めずにすむでしょう。
「退職する場合は退職予定日の1ヶ月前までに申し出ること」というように定めている会社も多いので、退職手続きがどうなっているか確認してみましょう。
スキルアップのチャンスを逃してしまうかもしれない
例えば、その会社独自のシステムで入力業務をしていた場合、転職したらその技術は使えないので潰しがききませんが、どこでも応用できるスキルや経験ができるような会社であればもったいないですよね。
WEBデザイン会社で制作業務だけでなく、クライアントの要望をしっかり聞いて、それを制作部に伝え、監督するというディレクション業務もやっていたら、それは別の会社に行っても使えるスキルになるでしょう。
このように、転職してすぐに転職をする場合、デメリットやリスクがあることも知っておきましょう。
だからといって無理をして働き続ける必要はありませんが、辞める時期や転職の回数は次の転職に影響することは意識しておくべきですね。
試用期間内に辞めた場合もマイナスになる?
企業は入社する人材が、今後も継続して雇い続けるに値するか、自社社員としての適性(勤務態度、スキルなど)があるか判断するための期間を設けています。これを試用期間といいます。
ちなみに厚生労働省のデータによると、試用期間を定めている企業の割合は73.2%で、そのうち3か月程度が86.5%、6か月程度は99.1%となっています。
で、転職してすぐに退職する場合ですが、「すぐ」の期間が試用期間内であったら履歴書に書かないといけないのでしょうか?
すぐに辞めて転職することのリスクとして、回数や勤めていた期間が短いと次の転職に不利になると書いたので、なるべく職歴に書きたくないですよね。
試用期間が3ヶ月だった場合、それをすぎたら正社員扱いになるわけですが、それ以前で辞めたら社員になる適性がなかったということで職歴にはならないような気がしますが。
試用期間中の退職しても履歴書には書いたほうがいい
結論としては、いくら試用期間内であっても履歴書や職務経歴書には書いておいたほうが無難です。
というのも、試用期間内に社会保険と雇用保険に加入していたら、その履歴が残るため転職先の人事や経理に分かるためです。
もしバレたら経歴詐称で嘘をついたということで信頼を失いますし、最悪解雇につながるかもしれません。
じゃあ、保険に加入していなかったらバレる可能性は低いから大丈夫? と思うかもしれませんが、もうそれは自己判断になりますね。
- 転職活動で不利になる可能性がある
- 試用期間内の退職でも職歴には書いたほうがいい
- 次の転職先が決まるまで給料が入ってこない
- 円満退社できずにもめる可能性がある
- スキルアップのチャンスを逃してしまうかもしれない
このように転職してすぐに転職する場合、いくつかのデメリットやリスクが伴います。
しかし実は、そういったリスクを恐れて行きたくない仕事を続けることのほうがデメリットやリスクが高いんです。
辞めたい仕事を無理して続けるリスク
転職してすぐに転職するよりも、むしろ辞めずに我慢しながら働き続けることのほうがリスクが高いです。
給料は我慢料という考えで働いても人生楽しくない
向いてない仕事、合わない人間関係、納得いかない労働環境や条件のなかで働き続けてモチベーションあがります?
もうこれは給料をもらうためだけに出勤している状態なので楽しいとは言えませんよね。
やる気が出ないので成果も出ない、だから昇給やボーナスにも悪影響。満員電車に揺られて出勤し、上司や先輩に気を使い、夜遅くまで仕事をする。
これを何年、何十年と定年まで続けられますか?
転職は回数が多いほど不利になるのは間違いありませんが、年齢を重ねるほど不利になるのも事実です。
転職回数を恐れて、気がついたら40代、50代… もうそうなってからでは手遅れかもしれません。
どうせこのさき何十年も働くなら、やりたい仕事で尊敬できる上司や先輩がいて、満足できる給料や休日が取れる働き方の方がよくないですか?
辞めたいと思っている社員を雇っている会社もマイナスになる
我慢して働き続けるあなただけじゃなく、それを雇っている企業にとってもマイナスになります。
なぜならやる気のない、モチベーションの低い社員は生産性が低く、成果を出しにくいからです。
会社を辞めたい人間って積極的に行動したり、意見を出したりしません。とにかく与えられた業務をこなすだけ。
どうせ同じ給料を支払うなら、経営者としては貢献してくれる社員にお金を払いたいじゃないですか。
やる気のない社員を雇い続けるくらいなら、とっとと辞めてもらってやる気のある社員を雇ったほうがお互いにwinwinです。
このように転職してすぐだからといってやりたいくもない、不満のある仕事を続ける必要はありません。
別に短期間で辞めることは無責任でもなくて、逆にお互いにとってデメリットでしかないんですよ。
だから転職してすぐであっても、これからさき続ける意味やメリットを見出せないならスパッと辞めるのがいいでしょう。
ただ「明日から会社には来ません」では無責任ですから、会社の就業規則にそって最低でも1ヶ月前に退職の意を伝えておくのが円満退社の秘訣です。
転職してすぐの転職を成功させる方法
転職してすぐに転職を成功させるための秘訣は、
- 転職してすぐに辞めたくなった原因を把握する
- 求人募集している企業を多く見つけ選択肢を増やす
- 面接時にすぐ転職した理由をきちんと答えられるようにしておく
この3つを押さえておきましょう。
転職してすぐに辞めたくなった原因を把握する
- 仕事内容が違っていた
- 人間関係が合わなかった
- 入社前と給料や労働時間の条件が違っていたなど
何が悪かったのか、準備不足があったとしたらそれは何なのか。すぐに辞めようと思った原因を明確にしておきましょう。
でないと、すぐに転職できたとしても、また合わないからと辞めたくなるかもしれません。
それじゃ、転職に費やした時間や労力が無駄になりますからね。
できるだけ多くの求人を見つける
やはり転職先の候補となる企業はできるだけ多いほうがいいです。
3社よりも10社から選ぶほうが、より自分にマッチした条件に合う企業に出会える可能性は高まりますからね。
焦らず自分の条件に合う企業を多く探してみましょう。
面接で転職理由をはっきり答えられるようにしておく
あなたを採用する企業は、なぜすぐ辞めてしまったのか気になっています。
そこをしっかり答えられないと、うちに入社してもすぐ辞めるのではないかと不信感を持ちますので、採用が難しくなります。
何が原因で辞めてしまったのか、そこをしっかり答えられるように準備しておきましょう。
転職エージェントでサポート支援してもらおう
同じ失敗をせず、転職を成功させる3つの秘訣を紹介しました。
これらの準備は自分で行うこともできますが、より精度を上げるには転職エージェントの活用をおすすめします。
なぜなら、上記のサポートをすべて無料でやってくれるからです。
転職エージェントは求職者と人材を探している企業を橋渡しするサービスです。
具体的には、
- 求職者の希望やスキルにあった求人の紹介
- 客観的に市場価値診断をしてくれる
- ハローワークや転職サイトに載らない非公開求人をたくさん持っている
- 履歴書や面接のアドバイスをしてくれる
- 年収の交渉
- 入社日の日程調整
このようなサポートを無料で支援、代行してくれるので、転職を成功させる3つの秘訣を満たしてくれます。
しかも無料ですので、活用しない手はありません。
転職エージェント利用者の声
転職活動でエージェントに相談したところ、「営業の仕事に挑戦してみるのはどうですか?」という提案をもらいました。
キャリア面談の際に適性診断を受けることができるのですが、順序立てて物事を説明できるし、人当たりも良いというのが理由での提案でした。
自分では営業向きではないと思っていたので驚きました。
営業の仕事を始めてからは、「自分の力で売上をつくっている」という実感があり、やりがいを感じています。
自分一人では考えられなかった職種への転職。客観的に向き不向きを診断してもらうことで、本当に向いていること、やりがいを感じることを知ることができました。
もしエージェントを活用していなければ、また同じ業種や職種を選び、やりがいを見出せていなかったかもしれません。
一人で悩むよりも相談したほうがいろんな情報やアドバイスをもらえるのでおすすめです。
そんなとき転職エージェントに登録したのですが、今までになかった非公開求人を紹介してくれたのがありがたかったです。
またキャリアアドバイザーの方が、面談で真剣に話を聞いてくださり、今後の進むべき道がはっきりしました。
あと、面接前の打ち合わせ、事前演習も非常に助かりました。事前にシュミレーションしておくと本番の緊張具合も違うと思います。
そのおかげで面接当日は堂々と受け答えができ、内定につながったと思います。
転職してすぐ転職したい人が登録すべき転職エージェント
転職エージェントといっても様々あります。年代、職種、地域に特化したサービスなど。
またエージェントごとに持っている求人も異なるため、1社だけでなく複数活用するのがおすすめです。
特におすすめは以下の2社。両社とも業界最大手であらゆる業界、業種の求人を持っています。
◆転職成功実績、求人数、拠点数ともにNo.1の『リクルートエージェント』
【公式】https://www.r-agent.com/
◆求人数、サポート体制業界トップクラス、転職者満足度No.1の『doda』
【公式】https://doda.jp/
平日の夜間、土日も対応してくれるので、在職中で忙しいサラリーマンでも安心して利用できます。ぜひ相談してみてください。
退職〜転職までの流れ
転職してすぐの仕事を辞めて次の転職先を見つけるまでの流れを紹介しておきます。
- 次の転職先が決まっていない場合は、転職エージェントで探しておく
- 就業規則を確認し、退職する時期を伝える。もしわからない場合は最低でも1ヶ月前に申告しておく
- エージェントに入社日の日程を調整してもらう
辞表の書き方や手順など分からないことは、エージェントに相談するとアドバイスしてくれるので遠慮せずに活用してみてください。
特におすすめは以下の2社。両社とも業界最大手であらゆる業界、業種の求人を持っています。
◆転職成功実績、求人数、拠点数ともにNo.1の『リクルートエージェント』
【公式】https://www.r-agent.com/
◆求人数、サポート体制業界トップクラス、転職者満足度No.1の『doda』
【公式】https://doda.jp/
平日の夜間、土日も対応してくれるので、在職中で忙しいサラリーマンでも安心して利用できます。ぜひ相談してみてください。
求人の紹介や履歴書の書き方、面接のアドバイス、年収の交渉などさまざまな転職支援を無料でしてくれる転職エージェントの紹介です。
よくある質問や各エージェントの特徴についてまとめています。エージェントによって扱っている求人数や業界に違いがありますので、自分の希望する業界や職種に合わせて選んでみてください。
・転職回数が多いと不利になる?
・未経験で異業種に転職できる?
・派遣社員から正社員になれる?
など、転職に関する疑問や悩みに転職経験5回の私がお答えします。あなたの抱えている悩みを解決するきっかけになるはずです。