はじめてトイプードルを飼う場合、最初になにを準備しておけばいいのか分かりませんよね。
ここでは初心者の方へ、ペットショップやブリーダーさんの家から来た子犬を迎えるにあたって準備しておくべきこと、必要なグッズを紹介します。
人間の赤ちゃんでもそうですが、産まれた場所から自宅に連れて帰ってきたときに、環境が変わっても安心できるようにしておいてあげたいですし、お互いスムーズに暮らせるようにしておきたいですよね。
ぜひトイプードルが安心して暮らせるよう準備しておいてあげてください。
飼う前に心配していたことについては、こちらの記事にまとめています↓
関 連 トイプードルって共働きや一人暮らしの人でも飼えるの? 飼ってみた感想。
トイプードルを飼う前に必要なモノを準備しておこう
トイプードルを飼うにあたって最低限必要なものから、子犬のときはすぐに必要ないけど揃えてあったら便利なものまで、我が家で実際に購入したものを紹介します。
愛犬が落ち着くための家(ケージ・サークル)
まずはトイプードルのお家となるケージ・サークルは必要です。ご飯を食べるとき、寝るとき、リラックスしたいときに入れる家があるとないでは全然違いますからね。
うちで使っているのはペットフードやペット用品を扱うAdd.Mate(アドメイト)というブランドのケージです。
万が一飛び跳ねて外に出ないように天井のあるものにしました。上の柵は床面部分に乗っているだけなので簡単に分離可能。洗ったり掃除をするのも楽です。
サイズは幅:90.5センチ、高さ:51.5センチ、奥行き:62.5cmほど。
トイプードルは小型犬なのでそこまで大きいサイズのものは必要ないと思いますが、あるていど成長を見越して購入しておいた方がいいです。
子犬のときは十分な広さっだったけど、成犬になって窮屈になったら買い直す必要もてできますからね。
サークルやケージをを置く部屋の広さの関係もありますが、あまり窮屈にならないサイズの物を選んであげて下さい。
寝るための必需品、冬はハウス・夏はベッド・クッション
我が家では冬は寒くないように暖かいハウス(かまくら型)と、夏場は涼しく過ごせるベッド・クッションを時期によって使い分けています。
これらはトイプードルが身体を休めるための物なので、窮屈すぎないスッポリ入る大きさがおすすめです。
また衛生面を考えて洗える素材であるかどうか、掃除しやすいかも考えて購入した方がいいですね。
あと夏場はあまり気にしなくてもいいですが、冬場はハウスのなかに入れる毛布やタオルケットも用意しておいた方がいいです。
トイプードルって寒がりで、冬の朝はブルブル震えていることもあるので気をつけてあげてください。部屋が寒すぎる場合は、ペット用ホットカーペットや暖房も併用してあげるといいですね。
おしっこやウンチをするトイレトレー
トイレは清潔にしておかないとトイプードルもかわいそうなので、水洗いできるプラスチックタイプをおすすめします。
また全身が入る大きさ、ズレにくいように滑り止めが付いているものがいいですね。
トイレシート
トイレシートは1日何枚も使う消耗品なので安いものでいいと思います。
インターネットや近所のスーパーでも安いものが売られているのでそれで十分でしょう。
除菌・消臭剤
トイプードルがトイレを失敗した際に使う除菌・消臭剤です。うちのトイプードルも最初は何度もトイレを失敗してソファーやラグマットの上でおしっこをしていました。
洗えるものは洗濯すればいいのですが、洗えない物や匂いが残ったままだとまた同じところでするので、きちんと除菌、消臭しておいた方がいいです。
アルコールスプレーや除菌ティッシュ、ファブリーズなどの商品の説明ラベルを見ると、ペットが舐めてもOKと書かれてあるものがあります。
購入する時はそういった表示を確認する、もしくはペットショップや動物病院で売られているものを選んだ方が間違いないです。万が一、誤って舐めて体に害があると怖いですからね。
餌(エサ)を入れる犬用食器
餌(エサ)を与える際に必要な容器ですが、プラスチックや陶器製ではなくステンレスがおすすめです。
プラスチックは噛むと削れてしまい、そこからカビが生えたり汚れが目立ちますし、お皿や陶器は落として割れると危ないですからね。
我が家で使っているエサ入れは100円均一(ダイソー)で買いました。洗いやすく傷もつきにくいし、安いのでおすすめです。
それと以前はエサの容器をそのまま床に置いてあげていたのですが、首を下げすぎると食べにくそうだったので、台を買ってエサ入れを乗せてあげています。
首が疲れにくくなったのか、食欲も増したように感じます。
おすすめのドッグフードとあげ方についてはこちらの記事でも紹介しています。
餌(エサ)の量をはかるクッキングスケール
エサのパッケージにはトイプードルの年齢ごとに食事の量(何グラム)が書かれてあります。
なのでエサの量をはかるクッキングスケールがあるといいですね。わたしのおすすめはタニタです。
エサの容器をのせてボタンを押すとゼログラム表示してくれるので、エサの量だけをはかることができます。わざわざ容器の重さを差し引く必要がないので楽です。
給水器・ウォーターノズル
餌入れと同じトレータイプだとこぼしたり、足を入れて濡れたり、飲んでいるときに耳が入って濡れたりするので、ケージやサークルに取り付けることができる給水器をおすすめします。
そのなかでもおすすめなのが、ペットボトルだけを簡単に外せるタイプです。
以前使っていたものは水を変えるたびにホルダーを回して外さないといけなかったので面倒でしたし、回しすぎて折れてしまいました。
なので、ペットボトルだけを取り外せるタイプを選んでおいたほうが使いやすいです。
お出かけ時に必要なキャリーバック・クレート
動物病院に連れて行ったり、車でお出かけする際に使います。うちはキャリーバックしか持っていませんが、柵がついた頑丈なクレートもあります。
キャリーバックとクレートの使い分けって特に意識する必要はないと思いますが、トイプードルのしつけの本によると、クレートは車で移動する際に使用する、キャリーバックは電車などで犬を運ぶ際に使用するとありました。
車だと急ブレーキをかけた時など危ないので頑丈なクレートの方がいいのでしょうね。
それか車移動の際は、大きな車であればトランク部分にケージごと入れてもOKです。我が家では車で遠方に行くときはそうしています。
レストランなど犬が入れないところに行くときは、車内で留守番させておくのですが、キャリーバックだと狭くてかわいそうだし、座席の上は落ちると骨折してしまうので、トランクに積んだケージに入れています。
旅行やお泊りに必要なペットサークル
旅館やホテルなどペットとお泊りをするときに必要なペットサークルです。
折り畳み式であれば荷物にもなりませんし、サッとセッティングできるので重宝しますよ。ワンちゃんとお出かけすることが多い人は持っておいた方がいいですね。
我が家で使っているペットサークルはケージにつけている給水器も取り付け可能ですし、屋根も付いているので飛び出す恐れもありません。
首輪やリード
散歩をするときに使う首輪とリードです。トイプードルは室内犬なので散歩をさせない人もいるかもしれませんが、もし首輪をつけるのなら子犬のうちから付けておいた方がいいです。
成長してからつけると嫌がるワンちゃんも多いので、最初から慣れさせておいた方がいいんですね。
ペットショップに行けばたくさんかわいいデザインの首輪やリードがあるので、探しに行ってみると楽しいですよ。
選ぶ際のポイントですが、首輪は留め具のところがベルトになっているタイプが外れにくくておすすめです。
また子犬の時期は首輪よりも身体への負担が少ない胴輪の方をつけてあげてもいいと思います。
お手入れグッズ(スリッカーブラシ・歯磨き)
トイプードルの毛は濡れるとすぐに毛玉ができるので、クシ(スリッカーブラシ)でとかしてあげてください。
毛玉がある状態でトリミングに連れて行くとカットに時間がかかりますし、お店によっては毛玉とりは別料金になるので注意が必要です。
また毛玉を取ることが目的ではなく、膝に座らせて毛をとかすのもワンちゃんとのコミュニケーションになるのでいいですよ。
あと子犬のうちはまだ歯が生えていないので歯ブラシはすぐに買う必要はありませんが、歯が生えてきたらきちんと磨いてあげてください。
動物病院の先生が言っていましたが、歯石がたまると歯周病などの原因にもなるのでこまめなケアが必要です。
爪切りや耳掃除ですが、我が家ではトリミングのときにトリマーさんにお願いしています。自宅でできなくもないですが、爪切りは難しいです。
ウンチ袋
散歩中に外でウンチをした場合の袋です。わたしは専用の袋ではなくレジ袋を使っています。
たまに散歩をしていると、そのまま放置してあるのを見かけますが、マナーとしてきちんとやるべきですね。
おもちゃ(誤飲しないモノ、安心安全な素材のモノ)
ワンちゃんにとってはストレス解消になるおもちゃ。飼い主さんと遊んだり、お留守をさせるときに重宝します。
噛むと音がなるモノ、ボール、引っ張って遊ぶヒモ、おやつを入れて遊ばせるコングなどいろんな種類のおもちゃがありますが、小さすぎる物だと誤って飲み込んでしまう恐れがあるので注意してください。
我が家では飲み込めない大きさのモノ、素材が天然のモノを買うようにしています。
お散歩やショッピングに犬を連れていけるペットカート
ペットカートはなくても大丈夫ですが、あれば便利です。
写真にあるマルカンのペットカートは頂き物です。まだ外を歩かせられないくらいの年齢のときにペットカートに入れてお散歩させていました。
犬が自分で歩かなくても車や人の声を聞かせて社会性を養うことは重要です。
また電柱や草むらを散歩させるといろんな犬がおしっこをしていて衛生面で気になりますからね。子犬のうちはそれで病気をもらうこともあるようなので心配です。
あと夏場はアスファルトが高温になって肉球を痛めたりやけどの恐れがありますし、冬の冷たい道からペットを守れるので、真夏や真冬のお出かけにもおすすめです。
他にも公園やショッピング施設、カフェやレストランなどに連れていく際に、ペットカートなら周囲に迷惑をかけずにすむというメリットもあります。
愛犬の写真をキレイの撮れるカメラ
これまで犬の撮影はiPhone(スマホ)を使用していたんですが、手ブレしたりうまく撮れない、もっときれいに写真を残しておきたいと思い、一眼レフカメラを買いました。
カメラ初心者でも簡単に良い写真が撮れるので、愛犬との思い出をきれいに残しておきたい人にはおすすめです。
関 連 愛犬をきれいに撮影するために一眼レフカメラを買って大満足!だからおすすめしたい!
安心してお留守番させられる見守りカメラ
一人暮らしで日中は家にいない、仕事や旅行で愛犬をお留守番させる時って心配ですよね?
そんなときあると便利なのがペットを見守る監視カメラです。外出先からスマホでリアルタイムに愛犬の状況を見ることができます。
一人にさせる時間が長い場合は、買っておいた方が安心ですよ。
関 連 安心して外出できる!おすすめのペット用見守りカメラ3選!
トイプードルを迎え入れる前に環境も整えておこう
必要な物が準備できたら次は環境です。
トイプードルを飼うにあたって生活環境を整えるのは大事で、わたしたちが快適に生活したいと考えているようにワンちゃんにも同じようにしてあげてください。
愛犬がストレスなく安全に生活できるかは飼い主にかかっていますからね。
フローリングは危険、カーペットなどを敷いてあげる
床がフローリングだと滑って歩きにくいだけでなく、怪我や足の関節の病気を引き起こす原因になるので注意してください。
我が家のトイプードルはフローリングを走り回って滑ってこけたことが何度かあります。
大事には至らなかったのですが、ケガをしてからでは遅いので可能であればカーペットやラグを敷いてあげたり、フローリングには入らないように柵などで仕切っておいた方が安心です。
おすすめの滑り止めマットはこちらで紹介しています。
誤飲しそうなものがないか確認し、部屋の片付けをする
我が家には子供の小さなおもちゃがたくさんあるので気をつけています。子犬のうちはなんでも口に入れようとしますからね。
これまで何度か誤って口に入れたことがありヒャッとしました。飲み込んでしまったら大変なので、小さな物や口に入れたらダメな物は手の届かない場所に移動させておきましょう。
段差に気をつける
トイプードルは足が弱くすぐに骨折や関節を悪くします。少しの段差でも飛び降りると危険なので、そこには行かせないようにするなどの工夫が必要です。
また我が家のトイプードルはタオルが好きで、洗面所にかけてあるタオルをジャンプして取ろうとして足を痛めました。
なので届きそうな位置にタオルや興味を引くものは置かない方がいいです。明らかに高すぎるところに置いておけばジャンプもしませんが、一度部屋のなかを見渡してみるといいですね。
近くの動物病院の場所や口コミを調べておく
子犬のうち、特に犬を飼うことが初めてだとちょっとしたことで不安になります。そんなときにすぐに相談、連れて行けるように動物病院はチェックしておきましょう。
場所や電話番号はもちろんのこと、周りにペットを飼っている人がいれば口コミや評判も聞いておいたほうがいいですね。やはり安心して任せられる病院でないと怖いですから。
また行きつけのペットショップでもあると、気になることは相談できるので仲良くなっておいたほうがいいです。ペット保険やフードのことなどわたしもよく相談しています。
まとめ
トイプードルを飼うにあたって必要な物とやっておくべき準備について紹介しました。
新しい家族となる愛犬がストレスなくお互いに楽しく生活できるように準備してあげてくださいね。愛犬との楽しい生活が送れますように!
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トイプードルを飼うにあたって必要な費用はこちらにまとめました。
愛犬のフードの食いつきが悪い、肥満気味でダイエットをさせたい、アレルギーがある、毛艶が悪い、皮膚トラブルがある、涙やけが気になるなど、飼い主さんの悩みによって必要なドッグフードは違います。
トイプードルの飼い主さんの悩み別におすすめのドッグフードと選び方を紹介します。愛犬の食事や健康が気になる人はご覧ください。