トイプードル

トイプードルと楽しく安全にお出かけするために車移動の注意点やおすすめグッズの紹介

車に乗っているトイプードル

トイプードルを飼い始めて散歩はしているけど、車でドライブやお出かけは初めて、慣れていないという飼い主さんへ。

うちはよく車で宮崎から大分、4、5時間かけて福岡にも行きますし、車中泊もしています。その経験をもとに、

  • トイプードルの車の乗せ方
  • 車移動時の注意点
  • 安全、便利なお出かけグッズの紹介

その他、愛犬のトイプードルと楽しく安全に車移動するために知っておくべきことをまとめましたので参考にしてください。

車中泊の様子↓
車に乗っているトイプードル

トイプードルの車の乗せ方

まず車のどの場所にトイプードルを乗せたほうがいいのか?

助手席、後部座席、トランク(ラゲッジ)、足元、膝の上など迷いますよね。

我が家は日産のセレナですが、同乗者が助手席に座っている場合は後部座席に乗せたり、ひとりで運転するときは助手席に乗せたりしています。

スウェーデンのボルボ車なんかは、ラゲッジに柵のドッグゲートが付いていたするので、トランク部分に乗せるという人もいるでしょう。

大切なのは愛犬が安全かどうかです。

それを踏まえると、膝の上やエアバックが出る助手席ではなく、後部座席にしっかりと座らせるほうがより安全とは思います。

ちなみにキャリーバックなどに入れない場合、助手席の足元には乗せないほうがいいです。

というのも、運転中に足元に移動してきてアクセルやブレーキの邪魔になりそうなことがあって危なかったので。気を付けてください。

トイプードルを運転席に乗せてはいけない

運転席に小型犬が乗っている風景をよく見かけますが、アレはやめておいたほうがいいです。

その理由は危険だからです。犬も人間と同じで、赤ちゃんを運転席に乗せて運転しませんよね。

急に暴れたり、落ちて気を取られたり、ハンドル操作の邪魔になっては事故を引き起こしかねません。

実は運転席に犬を乗せていて警察に捕まったという事例もあります。道路交通法第55条に以下のような決まりごとがあるんですね。

道路交通法第55条

「車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げるような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない」

違反者は、反則金として普通車6000円、中・大型車7000円。違反点数(減点)1点。

罰金になるからではなく、あくまでも愛犬の命を乗せているという意識を持つことが大切です。

運転手ひとりとトイプードルだけで車に乗る場合、運転の妨げにならないよう助手席や後部座席に乗せましょう。

シートから落ちたり車酔しないように固定してあげる

トイプードルを車に乗せる際は、ドライブボックスやキャリーバック、サークル、クレート、ハーネス、犬用シートベルトなどが売られていますので、そういった物を使って固定してあげましょう。

急発進や急ブレーキ、急カーブなどで車が揺れると、シートから落ちたり車酔いをする可能性があります。

トイプードルは関節が弱いので、シートの高さから落ちても骨折したり脱臼してしまう可能性がありますので注意が必要です。

トイプードルと車移動する際の安全グッズは、記事の後半で紹介します。

車に乗り降りする際の注意点

トイプードルは身体が小さいので、車に乗せるときは抱っこすることが多いかもしれませんが、ワンちゃん自身がジャンプして乗り降りする場合は注意が必要です。

まず車に乗せるときは、しっかりリードをつないでおくこと。そしてドライブボックスやキャリーバックに入る、座席に座ってシートベルトを締めるなど、出発する準備ができて、車のドアを閉めた後にリードを外します。

車に乗る前、ドアを閉める前にリードを外し、万が一飛び出して事故にでもあったら危険です。

降ろす際は逆で、リードを付けてから飼い主が先に降ります。急に飛び出したり、歩行者らと接触すると危ないので。

車の乗り降りの際はしっかりと周りを確認して、リードを付けてからにしましょう。いくらしつけができていても急に飛び出したり、走り出すこともあり得ますので。

トイプードルと車移動するときに気をつけるべきポイント

ではその他、車で楽しく安全にお出かけするために注意すべきポイントを紹介します。

愛犬の命を乗せて運転しているという意識を持つ

まず、犬も人間と同じです。大切な家族の一員を乗せて走るわけですから、安全運転を心がけましょう。

スピードの出し過ぎ、急発進や急ブレーキなど危険な運転はしないことが大切です。

ニュースでも話題になっている車の煽り運転や交通ルールを守らない運転は、愛犬の命を危険にさらすことを覚えておいてください。

実際に助手席に座っていた犬が急ブレーキでフロントガラスに突っ込んで骨折したり、窓から落ちるなどの事故も発生しているようですので気を付けましょう。

短い距離から徐々に長距離に慣らしていく

人間もそうですが、長時間車に乗っていると疲れます。また車酔いするトイプードルもいますので、まずは近所のコンビニやペットショップ、かかりつけの動物病院など近場から連れて行き、徐々に車に慣れさせていくのがいいですね。

それで嫌がらずに車に乗るようであれば、旅行やドライブなど距離を伸ばしていけばいいと思います。

車酔いしないような工夫をする

うちのトイプードルはまったく車酔いしないのですが、知り合いのダックスフンドはすぐに酔って吐くらしく、車でのお出かけはできないと言っていました。

トイプードルが車酔いする原因も人間と同じで、車内が揺れすぎたり、空腹時や満腹の状態のときです。

そのため出かける前の食事には気をつけ、安全運転を心がけると共に、トイプードルの体が揺れにくい狭目のクレートやキャリーバッグに入れたり、安定して座れるようにしてあげましょう。

広めのキャリーバッグだと、車が曲がるたびに体が左右に揺れやすいので犬への負担が増します。

車酔いを軽減するグッズは後半で紹介します。

温度など車内環境には気をつける

トイプードルは暑さや寒さに敏感なので車内の温度調整にも気をつけましょう。

冷暖房を入れるのはもちろん、直射日光が当たらないようにカーテンや日よけをつけたり、長時間車の中に留守番させる場合も注意が必要です。

例えば、ワンちゃんが入れないレストランで食事をするときなど、冬場は寒くないように毛布を準備したり、夏場はエアコンを止めないようエンジンをかけたままにするなど気をつけましょう。

暑いときは舌を出してハアハアしてないかとか、愛犬の様子をこまめに確認してください。

トイレはどうすればいい?

トイプードルの車移動で心配なのがトイレ。うちはトイレシートを持って行って、後部座席やトランクでさせるようにしています。

ただ車が動いているときはほとんどしないので、車を停めてトイレの時間を作ってあげたり、車から降りて散歩がてらトイレを促してあげています。

水を飲む量などにもよりますが、うちの場合はだいたい2時間に1回くらいのタイミングで車を停めていますかね。

普段どれくらいのペースでおしっこをしているか把握しておけば、だいたいのタイミングがわかると思います。

例えば、自宅では1時間に1回トイレをするなら、車移動のときもそれくらいのタイミングでトイレをさせるといいですね。

ウンチやおしっこを我慢すると体に良くないので、長距離移動する場合は、気をつけてあげてください。

また高速道路のパーキングエリアや道端など場所に関わらず、車を停めて外でトイレをさせる場合は、マナーとしておしっこに水をかけたりウンチは必ず持ち帰りましょう。

長時間を移動する場合はこまめな休憩をとる

近場ならいいですが、何時間も移動にかかる場合は、2時間おきくらいにでも車を停めて外を散歩させてあげるといいですね。

犬もずっと車の中ではストレスが溜まりますから、外の空気を吸わせて気分転換させてあげましょう。

「車に乗ることは嫌なこと」と覚えてしまうと車に乗らなくなりますから、「お出かけは楽しいこと」と思ってもらえるようにするといいですね。

トイプードルと車でお出かけする時のおすすめグッズ

車移動、ドライブ時に便利なグッズ、安全グッズなどを紹介します。

ドライブシート

こちらのペット用ドライブシートは後部座席やトランクに装着することができ、トイプードルが安定して座ることができます。

防水加工なので水などをこぼしても大丈夫ですし、おしっこや汚れなどもサッと拭き取ることができます。

こちらは後部座席をフラットにして、トイプードルがシートから落ちないように安定、リラックスして座らせることができます。

犬用シートベルト

トイプードルをシートに座らせる場合は、これがあるだけでも安全性が格段に高まります。

外への飛び出し防止、急なブレーキで窓ガラスに衝突して怪我なんてことも軽減できます。

ドライブボックス

体の揺れを軽減できるので、車酔いしやすいワンちゃんにおすすめ。

またキャリーボックスやクレートを嫌がるワンちゃんは、こちらのドライブボックスだと大人しく座るかもしれません。

蓋や扉がないので閉じ込められる感がないので落ち着くかも。

クレート

丈夫なハードタイプのクレートです。トイプードルの体の大きさに合わせて、なるべくピッタリくらいのほうが中で揺れないのでおすすめです。

ドライブセーフティーネット

運転席と助手席の間から飛び出さないようにするためのネットです。トイプードルは小型犬なので、そんなに勢いよくジャンプすることはないかもしれませんが、あると安心です。

ペットのウンチ入れ

ワンちゃんがウンチをしたとき、袋に入れて密封しても臭うことってありますよね。

このドンパックは車のボディーに貼れるペット用ウンチ入れなので、車内が臭くなることはありません。

こちらはウンチの処理袋です。紙袋と一緒にトイレに流せるので便利。車にひとつ積んでおくといいですね。

給水&ハンディーシャワー

ペットボトルに取り付けるだけの給水&水洗グッズ。

ドライブの休憩中に立ち寄ったパーキングでおしっこをした場合など、マナーとして水洗用に持っておくと便利です。

コンパクトトイレ

クルクル丸めてコンパクトになるトイレトレーです。自宅用を車に積んでもいいですが、かさばるのでこういったコンパクト式があると便利です。

足洗いカップ

これはカップに水を入れて、そこにワンちゃんの足を入れると自動で洗ってくれる優れもの。

散歩をして足が汚れたまま車のシートに乗せると汚れますし、衛生的にも気になりますよね。そんな悩みを解消してくれる商品です。

ワンちゃんステッカー

赤ちゃんが乗ってますのトイプードルバージョンですね。これを貼っておくとドッグランの駐車場とかでもトイプードルを飼ってることが一目で分かります。

単純に可愛いというのもありますが、貼っておくことで後ろの車の煽り運転を防止する効果も得られるかも?

以上、トイプードルと車移動する時の注意点やおすすめグッズの紹介でした。安全で楽しいカーライフを!
トイプードルにおすすめのドッグフード
首をかしげているトイプードル

愛犬のフードの食いつきが悪い、肥満気味でダイエットをさせたい、アレルギーがある、毛艶が悪い、皮膚トラブルがある、涙やけが気になるなど、飼い主さんの悩みによって必要なドッグフードは違います。

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