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40代からの転職はやめたほうがいい? じゃあ、あと20年がんばれる?

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40代という年齢は転職に不利というイメージがあります。

確かに20代、30代という若い世代は、企業の10年後20年後を見据えたときの若返りや擦れていない経験が浅い人のほうが育てやすいメリットがあるからです。

しかし、人材を募集している企業のすべてが若い世代を求めているわけではありませんし、何より転職をせずに定年までモヤモヤを抱えたまま働くと自分が後悔するでしょう。

ここでは、40代からの転職はやめたほうが良いのか? 迷っている人へ、実際の転職データ等を交えながら転職したほうがよい理由を紹介したいと思います。

わたしも41歳で会社を辞めました。あと20年いまのまま働き続けたくないなら転職をすすめます。

40代は20代、30代と比べると転職成功率は劣るけど・・・

転職支援をしてくれるdodaという転職エージェントサービスの年代別転職成功者データによると、

  1. 25歳~29歳が38.8%
  2. 30歳~34歳が23.4%
  3. 40歳以上が15.5%

40歳以上が3位にランクインしています。

確かに20代、30代と比べると転職率は低いですが、そもそも転職したいけどできないと思っている人が多いからだと思うんです。

どういうことかというと、20代、30代はリスクが低いため就職したけど自分に合っていないとか、年収を増やしたいと思ったら行動を起こしやすいです。

しかし、40代になると住宅ローンがあるとか、子供の教育費がかかるとか何かとお金のかかる年代なので、リスクを冒してまで転職する人が少ないと思います。

しがらみやリスクを乗り越えて転職活動をすれば40歳以上の転職率の数字はもっと上がるんじゃないかなと。

まぁ、それでも3位ですけどね。

だから40代からでも転職はできるし、実際にやってる人もちゃんといるということです。

40代の求職者を求める企業とは?

では40代の求人募集している企業とはいったいどんな人材を求めているのか?

40代という年齢は20代、30代にはない魅力があります。

年齢に転職の不利を感じている人、若さという同じ土俵で戦うこと自体意味がなくて、やはり年齢の特性を活かして転職活動をしたほうが成功率は高くなります。

よく聞かれるのが以下のようなこと。

  • これまでの経験を活かせてくれる人
  • 新規プロジェクトや新規部門のマネジメントを担当できる人
  • 部下を育成する能力のある人
  • 即戦力になる人

40代はこれまでの経験を買われるというケースが多いです。

ただし、未経験の業界や職種に転職したいと思っている人もいるでしょう。

最近では人手不足で悩んでいる企業も多く、求人の年齢層を広げて募集しているところがありますので、そういった企業を探せば転職も全然可能です。

40歳以上は3か月頑張れば転職できる

厚生労働省の「平成27年度 転職者実態調査」の年齢階級・現在の勤め先から転職活動を始めてから直前の勤め先を離職するまでの期間の割合は以下になっています。

40歳~44歳:1か月以上3か月未満が27.9%で最も多い
45歳~49歳:1か月以上3か月未満が27.8%で最も多い

最も多いのが1か月から3か月以内に転職している人。

つまり本気で転職活動すれば3か月で見つかるということです。次いで1か月未満という人が多いので、意外とみなさん早い段階で転職できているようです。

やはりダラダラせずに短期集中でやったほうが良いということでしょう。

参考URL:https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/6-18c-h27-gaikyo.pdf

40代で転職した人の8割は幸福度があがっている

雑誌の週刊SPA!の「40代で会社を辞めた人のリアル」で、40代サラリーマン2000人にアンケートを行った結果、退職者の6割は収入が減っていたが、8割はなんと「幸福度が上がった」とのこと。

お金のために働くよりも、自分が楽しいと思う仕事をしたほうが幸せということですね。

もちろん年収もアップするにこしたことはないんですが、生活ができる範囲でやりたいことが実現できればそっちのほうが良いんじゃないでしょうか。

40代は他の年代に比べて幸福度が下がるというデータもあります。それはやりたいことがあるけどできない、そういったストレスでモヤモヤするから。

だけど、行動を起こせば自分で幸福度を高めることができるんですよね。

転職で年収が下がっている40代は意外と少ない

厚生労働省の平成30年雇用動向調査結果の概要によると、

  • 40~44歳の転職者:増加が37.4%、変わらないが34.8%、減少が26.7%
  • 45~49歳の転職者:増加が32.5%、変わらないが36.3%、減少が29%

となっています。

実は変わらない、年収アップという人のほうが多くて、減少した人のほうが少ないんですよね。

やりたい仕事に付けて同じ給料だったら転職したほうが良いでしょう。

参考URL:https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/19-2/dl/kekka_gaiyo-04.pdf

あと20年、今の仕事を続けたくないなら行動したほうが良い

上記のデータを見ても40代の転職ってそんなに難しくはないことが分かります。

なんだかんだ言ったって、結局は転職活動をするかしないかなんですよね。

周りや家族にやめたほうがいいと言われて諦めれば、今の仕事を定年まで続けるしかありません。

それでいいのか? やるだけやってダメなら諦めがつきますが、行動せずにモヤモヤしていたら絶対後悔します。

さきほど年代別の転職成功率データで40歳以上が15.5%と紹介しましたが、勇気を出す人が増えたらもっと数字は高くなると思います。

そしたらさらに勇気を出して転職しようと思う40代も増えるはず。

あと20年我慢しながら働くか、楽しく働くかは自分次第。

とりあえず転職活動をして、希望する企業が見つかったら応募してみればいいんじゃないでしょうか。

内定がもらえるまでそれを続ければ、何もしないよりはきっと明るい未来が待っているのは間違いないです。

人生100年時代、40代だってまだまだこれからです。ぜひ行動を起こしましょう。

どうやって転職先を探せばいいのか?

40代が転職活動するうえで重要なのが、失敗しない企業選びです。

いくら40代からの転職が難しくはないといっても、何社も転職を繰り返すのはよくありませんし、自分も家族も疲れます。

では、どうすればいいのか?

おすすめは転職エージェントに頼ることです。

転職エージェントとは、求職者と人材を求める企業の橋渡しをしてくれるサービスです。

休日や年収、職業などの希望を聞き、それに合った企業を紹介してくれます。

転職エージェントは、転職を成功させれば企業から報酬がもらえる仕組みなので、きちんと仕事をしてくれます。

転職エージェントの特徴

もし企業に紹介した人材がすぐに辞めたり、求めていた人材と違ったら次からオファーが来なくなりますよね。

だから真剣にマッチした企業を探してくれるのです。

もちろん利用は無料なので、ぜひ活用してみてください。

地方であってもメールや電話で対応してくれます。

わたしも登録して利用したことがあります。ハローワークなどに載っていない独自の求人も持っていたりするので選択肢の幅も広がります。

登録して紹介してもらった求人が気に入れば応募すればいいだけ。

アンケート調査でも3か月以内に転職している人が多かったじゃないですか。ぜひ勇気を出して登録してみてください。

今日も何もしなかったと寝る前に後悔する日々から脱しましょう。

ここまで読んで何もしなければ、明日も明後日も同じ悩みを抱えることになります。

それで気が付いたら50歳、60歳。あー、あのとき転職活動しておけばよかったと後悔しても遅いです。

登録するなら大手で求人数が多く、実績のあるリクルートエージェントとdodaがおすすめ。

こちらで詳しく紹介しています。

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