スマホを持っている赤ちゃん

総務省により2015年5月1日に「SIMロック解除の義務化」が始まりました。

これまで携帯電話(ガラケーやスマホ、タブレット)を使う場合は、各キャリア(docomo、au、SoftBank)で購入した端末しか使用できませんでしたが、SIMロック解除(SIMフリー)ができるようになってからは、ユーザーが自由に携帯電話事業者の回線サービスの乗り換えができるようになりました。

それでよく耳にするようになったのが格安SIMやMVNOです。このページではキャリア(docomo、au、SoftBank)からMVNO(格安SIM)に乗り換える為に、必要となる用語の説明や基本的な情報をまとめています。携帯代を節約したいとお考えのあなたはぜひ参考にして下さい。

まずは用語の意味を分かっておかないとチンプンカンプンだと思いますのでそこから説明していきますね。私も最初は聞いたことのない英語ばかりで戸惑いましたが、そんなに難しくないので大丈夫です。これを読んでもらえればすぐに理解できますよ。

パッと読むための見出し

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携帯電話に入っているSIMカードってなに?

あなたは自分の携帯電話(ガラケーやスマホ)のSIMカードって見たことありますか?普通はあまり触るところではないので見たことある人は少ないかもしれません。

実は今あなたが使っている携帯電話にもSIMカードは入っているんですよ。デジカメなどに入れるSDカードに似ていて、大きさ(サイズ)によって種類分けされています。それがこちら↓
SIMカードの種類

  • 1番大きいのが標準SIM
  • 2番目に大きいのがmicroSIM
  • 1番小さいのがnanoSIM

全て大きさが異なり使用している携帯電話によって使われているSIMカードは違います。iPhoneなど最近の機種では1番サイズの小さなnanoSIMが多く使われています。スマホも薄くて軽量化されているので、SIMカードも小さくなってきているんですね。

一体何に使うものなの?

ではこのSIMカード一体どんな役目があるのでしょうか。

SIMカードはあなたの情報を記録した固有のカードになっていて利用者を識別する為に使われています。あなたの電話番号と紐づいているので、この端末で使われている携帯電話(090-xxxx-xxxx)は誰の物というのがきちんと識別されて通信ができるようになっているんですね。

SIMカードがないと通信ができません

SIMカードを携帯電話(ガラケーやスマホ、タブレット)から外してしまうと、当然インターネットも通話もできなくなってしまいます。

ただSIMカードは通信を識別するための物なので、Wi-Fiでのインターネットなら可能(キャリアのパケットは使わないから)ですし、カメラや動画撮影など通信に関係ない機能やアプリは使うことができます。

ですので、解約や機種変更して使わなくなったスマホは捨てずに、子供に自宅でWi-Fi専用で使わせたりカメラとして残しておくのもアリでしょう。

SIMロックやSIMフリーってなに?

SIMカードは通話やインターネットなど通信するためのカードだと言うことが分かったと思いますが、SIMロックやSIMフリーについて説明しますね。

自社の端末は自社でしか使えないのがSIMロック

冒頭でも書きましたが、「SIMロック解除の義務化」が始まるまでは、契約したキャリア(docomo、au、SoftBank)で購入した端末(ガラケーやスマホ、タブレット)はその契約した会社のSIMカードじゃないと通信(電話やインターネット)できませんでした。

つまりdocomoで買ったスマホにauなど他社のSIMカードを入れても通信できないという事です。自社の端末は自社のSIMカードでしか使わせないように制限をかけるというのが「SIMロック」です。

他社のSIMカードでも使えるようにしたのがSIMフリー

そのSIMロックを解除してどのキャリアの端末であっても他社のSIMカードをさせば通信ができるようになることを「SIMフリー」と言います。

ただしSIMフリーであればすべて通信OKという訳ではないので注意が必要です。これについては後半の「自分が使っている端末でも格安SIMに乗り換えできるの?」にて詳しく説明します。
※クリックするとそこまで移動します。

SIMロック解除ができるのは、購入後180日経ってから。ドコモとソフトバンクは解約後90日経過すると、SIMロック解除ができなくなります。

やり方はインターネット申し込みなら無料、店頭で行う場合は費用が3,000円かかります。SIMロック解除できる機種かどうかの確認は各キャリアに問い合わせてみて下さい。

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SIMロック解除できるとユーザーにとってなんのメリットがあるの?

SIMロックの写真

これまで自社で購入した端末は自社でしか使えないようにロックされていましたが、それがフリーになることで、キャリア間の乗り換えが容易になりますよね。

今まではdocomoで買ったスマホはdocomoで契約しないと使えなかったのが、解約して他のキャリアや料金の安いMVNOと契約すれば使えるようになったんです。(ただし対応未対応の機種があるので確認が必要)

これまでのようにSIMロックされたままだといくら料金の安いMVNOに乗り換えようと思っても、現在使っている端末は使えないため乗り換え先で新たに端末を購入したり、SIMフリーの端末を買いなおす必要がありました。これだとユーザーに負担がかかりますよね。

新たに端末を買い直す必要がなくなる

でも、SIMロック解除が義務化されたことで新たに端末を買い直す必要がないので、お金の負担が減るとともにユーザーの乗り換えも頻繁になり、それによって価格競争が起き料金も安くなるなどユーザーにとってメリットがでてきました。

実際、SIMロック解除になりキャリア(docomo、au、SoftBank)も他社に乗り換えられないように様々なキャンペーンやプランを打ち出すようになりましたよね。

さらにSIMロックが解除されればユーザーはどこで購入した端末であれ自由に乗り換えができるようになったので、新しい企業も参入しやすくなったんですね。そこで出始めたのがMVNOです。

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MVNOってなに?

また新しい英語が出てきましたね。MVNOはキャリア(docomoやau、SoftBank)の通信網の一部を借りて通信サービスを提供している事業者のことです。

例えば、サッカーの本田圭佑やXJapanのYoshikiがCMをしている楽天モバイルもMVNOです。ここはdocomo回線の一部を使用しています。他にもauの回線の一部を使用して通信サービスを提供しているmineo(マイネオ)など多数あります。

ユーザーが携帯を契約する場合、これまでのようにキャリア3社にこだわる必要もないし、新しいキャリア(MVNO)が増えればそちらを使うことだって可能になったわけなので、選択肢が大きく増えました。

MVNOの販売しているSIMカードが格安SIM

キャリアの回線の一部をレンタルして提供しているSIMカードが格安SIMです。キャリアと比べて料金が安いから格安なんですね。

なぜ安いのかその理由は後ほど説明しますので、まずは種類から。

使用状況に応じて使い分ける格安SIMの種類

この格安SIMには「データ専用SIM」と「音声通話SIM」の2種類があります。

通話はしない、インターネットだけの場合はデータ通信SIM

インターネットだけの通信をする場合はデータ専用SIMを使います。電話は使わない、ネット専用で使う、ガラケーとスマホの2台持ちする人がこれを契約することが多いでしょう。

私は通話はガラケーでインターネットはiPhone4Sというふうに2台持ちで使い分けているのでiPhoneにはこのデータ通信SIMを使っています。通話機能は付いていないため090や080の電話番号は使えないので気をつけてください。

でも実はこのデータ通信SIMでも2つの方法で通話をすることが可能なんです。

SMS対応SIMでLINEなどの通話アプリを使う方法

例えばLINEやViberなどのアプリを使う場合です。これらのアプリは090や080の番号を使わない代わりにパケット通信を使って通話を行います。しかし使用するにあってSMS認証が必要になります。

SMS認証とは、
携帯番号という携帯1台につき1つしかない番号で本人確認を行うための認証方法です。

データ通信専用のSIMだと携帯電話の番号(090や080)が所持できないので、SMS認証(ショートメッセージ認証)ができません。LINEで新規会員登録する時にSMS認証が必要ですよね。

そこでSMS認証が必要なLINEやViberで通話をしたい、モバゲーをしたい場合は、SMS対応のデータ通信SIMを選んで下さい。
※データ通信SIMは2種類ありSMS有り無しが選択できます。

だいたい料金的にはSMS付きSIMの方がSMS無しより120円/月くらい高くなります。
※OCNモバイルONEの場合

こちらを利用することで認証可能になりLINEなどが使用できるようになります。

ちなみにLINEで通話する場合に消費するデータ通信量の目安は、
1分間通話で約0.3MBとなっています。

100分話しても約30MBなので長電話の方、通話が多い方でもデータ容量が1GBや3GBのプランでも十分でしょう。

050番号のIP電話アプリを使う方法

もう一つはIP電話機能を使って通話するアプリを使う場合です。

このアプリを使えばこのデータ通信SIMでも「050」の番号から始まるIP電話機能を使用する事が出来ます。

有名なIP電話アプリと言えば、

  • 050 plus
  • SMARTalk
  • LaLa Call
  • BIGLOBEフォン・モバイルなどがあります。

ただし電話を発信する際の電話番号は「090」「080」ではなく、IP電話の「050」から始まる番号になりますので、友人らにかける場合は新しい電話番号を教えておいた方がいいですね。

さらに注意点として「119」「110」「104」「117」「177」など警察や救急車、時報など3桁の番号には発信できません。万が一事故や事件があった場合は発信できないので、その点も考慮して選んで下さい。

090や080の番号は不要で、とにかく電話代を1円でも安くスマホ料金を抑えたい方はデータ通信専用のSIMにこれらのアプリを組み合わせて使用すると良いでしょう。

090/080の番号そのままで通話をする場合は音声通話対応SIM

一方、通話もインターネットも使いたい、いわゆる通常の使い方ですね、これが「音声通話SIM」です。

090・080番号の音声通話が利用できて、これまで使用していた携帯番号そのままで乗り換えできるMNP(番号ポータビリティ)にも対応しています。

  • 090や080番号を使いたい
  • ガラケーとスマホの2台持ちは面倒だ、スマホ1台で通話もしたい
  • 110や119に発信できないのは困る

上記の方はこちらの音声通話対応SIMを選んで下さい。もちろん通話料金節約のためにLINEや050から始まるIP電話アプリも使えます。

気になる通話料は20円/30秒です。ドコモの基本料金が一番安いタイプと同じ通話料金ですので、高い訳でもありません。

ですが楽天でんわやG‐Callなどの通話アプリを使用すると、090や080のままで通話料金が10円/30秒になって節約できますので、組み合わせて使用するとお得です。

ちなみに楽天モバイルと契約しなくても楽天でんわアプリは使えるので入れておいた方がいいでしょう。

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なぜMVNO(格安SIM)に乗り換えると携帯代がやすくなるのか?

MVNOとはキャリア(docomoやau、SoftBank)の通信網の一部を借りて通信サービスを提供している事業者だと説明しました。ということは、MVNOとしてはアンテナや基地局を作ったりする必要がないので、設備へのコストがかからないんです。

そういった設備投資や人件費が不要なので、その浮いた分のコストをユーザーに還元できているわけです。またキャリアのようにメールアドレス(xx@docomo.ne.jpなど)がなかったり、さまざまなオプションも付けないことで低価格を実現させています。

要はMVNOはキャリアのような設備投資のコストがかからず、サービス内容もシンプルにしているため低価格なんです。

例えるなら、キャリアはキャベツをまるまる1個売っていて、MVNOはその一部をカットして袋詰めしたカット野菜のイメージです。※分かりづらい?

MVNOはキャリアで契約しているユーザーを獲得する為に低価格を打ち出すことで、どんどんと加入者を増やしています。実際に私も格安SIMに乗り換えてから毎月8,000円だった携帯代が3,000円に納まっています。

通信速度や回線の安定性はどうなの?

やはり気になるのがキャリアの回線の一部を借りてるのなら、その借りてる分のエリアしか電波が届かなかったり回線スピードも遅いんじゃないの?ということです。

確かにMVNO(格安SIM)の通信速度はキャリアからレンタルしている「帯域」の購入量で決まります。そのためMVNO各社よってデータの通信速度に多少の違いはありますので、契約する際は事前の口コミや大手である(安心できる)MVNOであるか把握しておく必要はあります。

ただ多少の違いはあるもののMVNOが安いからといって通話品質やサポートが悪いわけではありません。

安かろう悪かろうじゃダメですが、MVNOは品質サービス共に安心して使用することができます。私も通信不良など不具合を感じたことはありませんからね。

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自分が使っている端末でも格安SIMに乗り換えできるの?

先ほどSIMロックを解除した状態(SIMフリー)であれば他のキャリアでも端末の使用が可能になると書きました。ただしこれは端末によって対応未対応があります。

SIMフリーであればすべてOKではないので注意が必要です。

同じ回線周波数じゃないとうまく通信が出来ない場合がある

自分がもともと使っていたキャリアと同じ回線をレンタルしているMVNOであればそのまま使用可能です。(機種によって対応未対応あり)

具体的には楽天モバイルはdocomo回線の一部をレンタルしてサービスを提供していますので、docomoで使用していたスマホは楽天モバイルでそのまま使えます。(機種によって対応未対応があります)

しかし回線が違う場合はSIMロックを解除しないと使えません。例えば元々auで使っていたスマホはSIMロックを解除しないとドコモ回線のMVNOでは使えないんですね。

でもSIMロックを解除すればすべてOKというわけではなく、機種によってうまく通信できない場合があります。

キャリアによってカバーしている周波数帯が違う

その理由は、キャリアが販売している端末は各社の提供する周波数帯に最適化されているため、他社(他の回線周波数)のSIMカードを挿した場合、利用できる周波数帯が少なくなる可能性があるんです。

そのためSIMロックを解除しても一部利用する場所によっては電波が届きにくくなったり、圏外になったりする可能性があります。実際に使用されている方の声で一部通信が途切れたり繋がらないなどの報告もあります。

下の図を見て下さい。キャリアによってカバーしている周波数帯が違いますよね↓

各事業者が LTE で使用している周波数帯

これに関してもう少し詳しく説明すると、docomoとソフトバンクは音声通話にLTEとW-CDMA方式という同じ方式を採用していますが、auはLTEとCDMA2000という方式なんです。

つまりdocomoとSoftBankは同じなので互換性がありますが、auの場合はこの2社と互換性がありません。ただ最近で各社LTE対応し始めたので、au端末であってもdocomo回線のMVNOでも使える場合があります。

ただやはりそれぞれのキャリアで販売された端末は、SIMロックを解除しても元々の周波数用に最適化されているので、きちんと各MVNOのホームページの対応機種に記載があるか確認してください。

間違いないのは、自分がもともと使っていたキャリアと同じ回線をレンタルしているMVNOを使うという事です。あとは今使っている携帯端末が対応しているかどうかをホームページで確認してください。

失敗しないMVNOの選び方

失敗しないためのMVNOの選び方をまとめておきましょう。

・キャリアからMVNO(格安SIM)に乗り換える場合は、乗り換え前のキャリアと同じ回線をレンタルしているMVNOにすれば間違いない。

・乗り換え前と違う回線のMVNOに乗り換える際はSIMロックを解除する必要がある。しかしdocomoやau、SoftBankによって周波数が違うので、SIMロック解除したとしてもうまく通信できない場合がある。

いずれのケースであっても乗り換え先MVNOのホームページで対応機種の確認をしましょう。

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格安SIMの選び方

SIMカードを選んでいるサル

MVNOには楽天やBIGLOBEやOCNなど通信大手の企業もあれば、新規参入してきた企業もあります。

どのMVNOを選ぶかですが、そもそもあなたが格安SIMを検討している理由は何ですか?毎月の携帯代の節約ですよね。キャリアだと携帯料金が高いから、それを節約する為に乗り換えを検討していると思います。

確かに格安SIMに乗り換えるだけでキャリアよりは安く使えますが、まずは自分に合ったプランをきちんと把握しておくことが大切です。

そしてデータ通信のみでOKなのか、090や080での通話が必要なのかによって格安SIMカードの種類を選びましょう。

乗り換え前にまずは自分の使用状況を把握しよう

プランの違いはデータ通信容量なので、自分が毎月どれくらいのパケット容量が必要なのか調べてみましょう。

Youtubeなど動画をたくさん見る、インターネットはSNSやメールしか使わない、家にWi−Fi環境があるなど使用状況によって選ぶべきプランは変わってきます。その使用状況に応じて適切なプランをきちんと選べは節約できます。

キャリアを解約すれば当然メールアドレスやサービスが受けられなくなる

格安SIMに乗り換えるにあたって注意したい点がもう1つ。それはこれまで使用していたキャリアメール(xx@docomo.ne.jpなど)が使用できなくなり、家族間の無料通話などキャリア独自のサービスも使えなくなるということです。

これらは当然キャリア(docomo、au、SoftBank)独自のサービスなので解約すれば利用できなくなります。

現在のキャリアのサービスが無くてもOKの方は、乗り換え先のMVNOを見て自分に合ったところと契約すればいいでしょう。

用語などここで説明した基本的なことさえ押さえておけば乗り換えもスムーズに行えます。あとはあなたの端末に対応した格安SIMを探してみましょう。以下の記事が参考になるはずです。

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