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仕事を辞めて転職活動したいけど、ハローワークに相談すればいいのか、転職サイトを使えばいいのか、それともエージェントに相談すべきか分からない。
どれがおすすめ? という人へ。
- ハローワーク
- 転職サイト
- 転職エージェント
3つのサービスの特徴やメリット、デメリットを紹介します。
これらのサービスの利用はあくまで手段であり、目的はあなたが希望する企業への転職を成功させることです。
使えるなら全部活用すればよく、あえてひとつに絞る必要はありません。もし使いづらいとか向いてないと思えば、使わなければいいだけなので。
それぞれの特徴を見て、転職成功に役立ててください。
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転職相談でハローワークを利用する場合の特徴と流れ
転職活動でハローワークを利用する場合の特徴(メリットやデメリット)、求人探しから内定までの流れを紹介します。
ハローワークのメリット
ではまずはハローワークを利用するメリットから紹介します。
営業所の数が多いので通いやすい
ハローワーク(公共職業安定所)は各47都道府県にあり、県に一つだけでなく市や区にもあるので通いやすいというメリットがあります。
例えば、東京都だと30、私が住む宮崎県では10の公共職業安定所があります。
これだけの店舗数あればお住いの近くにもあるでしょうから、車や電車で2時間かけて相談に行く、通うのが大変なんてことはないでしょう。
地元や地方、田舎での就職に強い
店舗数が各地域に多いということは、その地域に特化した求人が多いということにもなります。
一都三県(神奈川・東京・埼玉・千葉)や大阪、名古屋、地方都市の札幌や福岡、仙台など人口が多い所は、転職サイトの求人も多いですが、地方や田舎になるとぐっと減ります。
その点、ハローワークは地域密着型というか地元企業の求人が多いので、そこでの転職活動には有効です。
私も20代と30代で宮崎県で転職活動したとき、ハローワークを活用していました。
職業訓練でスキルを身につけられる
ハローワークは公共職業訓練と連携して離職者を対象に、パソコンやWEB、CAD、電気設備技術、介護、アロマなどさまざまなスキルを習得できる職業訓練を実施しています。
しかも無料で受講できますので、未経験の仕事に転職したいけど資格やスキルがない。そんな人にはすごくおすすめです。
ちなみに公共職業訓練は雇用保険(失業保険)を受給している人が主な対象です。
では雇用保険(失業保険)を受給していない人はどうなるのか?
そういった人に対しては求職者支援制度という別の制度があります。
求職者支援制度は条件を満たせば、職業訓練受講手当として月額10万円がもらえます。失業保険がなくても月額10万円あれば生活できるでしょうから、安心してスキルを身につけ、新たな転職先を探せますね。
スキルを身につけたい人、雇用保険を受給していない人は窓口で相談してみましょう。
対面で転職相談ができるので安心
ハローワークには職員がいますので、その人に相談やアドバイスをしてもらうことができます。
転職サイトや転職支援アプリのように求人探しから申込までパソコンやスマホで完結するのも便利ですが、転職活動中の悩みや不安を直接話を聞いてもらえるのは求職者にとっては心強いですよね。
ブラック企業を見つけられる
ハローワークで求人を探していると、長期間掲載されている求人や頻繁に見かける企業が分かります。
「この会社、また募集してる」みたいな。
このような会社は避けたほうが無難でしょう。というのも、頻繁に求人募集をしているということは、なかなか人が決まらない、もしくは入社してもすぐに辞めているケースが多いからです。
つまりそういった企業は、労働環境や給料条件など何かしらブラックな面がある可能性が高いと思われます。
なかには事業拡大で多くの人材を募集しているところもあるかもしれませんが、きちんとしたホワイト企業ならすぐに求人も決まるし、辞めないでしょうからね。
長期間募集が出ている、ちょちょこ再募集する企業は注意が必要かと思います。
ハローワークのデメリット
では次に転職相談でハローワークを利用する場合のデメリットについて見ていきましょう。
在職中だと転職活動しにくい
ハローワークは民間企業ではなく国が運営しているので、役所と同じような営業時間となっています。
営業日は平日の8時30分~17時15分、土日・祝祭日、年末年始は休みです。
普通のサラリーマンだと平日の日中は仕事だと思うので、なかなかハローワークに行く暇がないですよね。平日休みのサービス業とか3交代勤務で日中行けるならいいですが。
私が転職活動していた頃も定時が17時で間に合わなかったため、有休を取ったり、昼休みに会社を抜けて行っていました。
会社や知人にバレる可能性がある
ハローワークは直接行って相談をしなければならないですし、しかも時間帯が8時30分~17時15分なので知り合いなどに出くわす可能性があります。
このリスクは在職中で転職活動していることを知られたくない人にとってはデメリットですね。
特に地方や田舎だとコミュニティが狭いため、知り合いに会う可能性が高いです。
実際に私も何度かハローワークで顔見知りに会ったことがありますので、バレたくない人は気をつけましょう。
職員によって当たり外れがある
ハローワークの職員の質や態度にはばらつきがあります。正社員の職員もいれば非正規雇用の人もいるし、その人の知識や経験、スキルも違います。専門的な話をしてもよく分かっていない人もいますからね。
また親身になって転職相談にのってくれる職員もいれば、お役所仕事で適当な態度で業務をしている人もいます。
ハローワークは民間企業ではなく国が運営しているので、成果(求職者が満足する転職)を出そうというモチベーションの人が少ないのかもしれませんね。
もし気に入らない担当者に当たったら、遠慮なく担当変更してもらいましょう。
大手(人材にコストをかける)企業の求人が少ない
リクナビなどの転職サイトやdodaなどの転職エージェントに求人を掲載したり、内定が決まると企業側にお金がかかります。
いっぽうハローワークは無料で求人掲載できます。この求人募集にコストをかけるかどうかで、ある程度企業の規模が変わってきます。
人材確保に多くの予算をかけられる企業は、宣伝コストをかけてでも人を集めますが、予算をかけられない中小零細企業は無料のハローワークを使うわけです。
ハローワークと転職サイトの求人を見比べてみると分かりますが、大手が多いのは転職サイトのほうです。
もし大手への転職を希望しているなら、ハローワークには求人が出ていないかもしれません。
入社後のイメージが沸きにくい
転職の目的は入社ではなく、内定後にそこで楽しくやりがいを持って働き続けることです。
だから入社したけどイメージと違ったので辞めたい、となると転職活動した意味がないんですよ。
ハローワークの求人情報は、所在地、業種、就業形態、就業時間、賃金、休日、仕事の内容など基本的なことが載っていますが、逆にいえば基本的なことしかわからないので、入社後のイメージが沸きにくいんですよね。
なので、ハローワークの求人内容だけで判断せず、ホームページをチェックしたり、実際に会社に行ってみるなど情報収集にも努めましょう。
本気度が低いとなかなか転職できない
ハローワークは基本的に自分で申し込みたい求人を探して、職員にその企業に連絡を取ってもらいます。
職員からあなたの希望に合った求人を次々と紹介してもらえるわけではないため、待ちの姿勢ではいつまで経っても転職できません。
忙しくてハローワークに行く暇がないとか、のんびり求人を探している人には向いていないですね。
本気でハローワークで転職を成功させたいなら、頻繁に通って常に求人をチェックする必要があります。
気持ちが憂鬱になる
これは私自身が感じたことですが、ハローワークに行くと気持ちが憂鬱になるんですよね。
ハローワークには20代~50代、60代とたくさん人がいますがみんな無職です。
こんなにも多くの人たちが仕事を探していると思うと、自分は転職できるのかと不安に思ってしまうんですよね。
私が通っていたときは、無職の人に囲まれてひたすら求人を探している自分が嫌で、とにかく早くここから抜け出したいと思っていました。
この感情は人によると思いますが、私にとってはデメリットでしたね。
- 【メリット】
- 営業所の数が多いので通いやすい
- 地元や地方、田舎での就職に強い
- 職業訓練でスキルを身につけられる
- 対面で転職相談ができるので安心
- ブラック企業を見つけられる
- 【デメリット】
- 在職中だと転職活動しにくい
- 会社や知人にバレる可能性がある
- 職員によって当たり外れがある
- 大手(人材にコストをかける)企業の求人が少ない
- 入社後のイメージが沸きにくい
- 本気度が低いとなかなか転職できない
- 気持ちが憂鬱になる
求人探しから内定まで転職の流れ
ではハローワークで転職活動する流れを紹介します。
- STEP1最寄りのハローワークに行くまずは最寄りのハローワークに行きましょう。ハローワークの場所はGoogleなどで、「宮崎県 ハローワーク」のようにお住いの地域名で検索するとでてきます。
- STEP2どんな仕事に就きたいか明確にする窓口に行ってどんな仕事に就きたいか、求める条件(給料や休みなど)を伝えます。もしやりたい仕事や向いている仕事がわからない場合は、相談すると自己分析してもらえます。
また未経験の職種を希望する場合や転職に必要なスキルがあれば、職業訓練に行くとこも検討してみるといいですね。まずはどんな求人を探したいのか明確にしましょう。
- STEP3求人を探すやりたい仕事や企業に求める条件が決まったらハローワークのホームページや事業所の端末で求人を探します。
- STEP4応募する求人が見つかったら、履歴書・職務経歴書の作り方、面接のアドバイスを受けながら企業に応募します。
- STEP5内定が決まったら退職と入社の準備をする書類選考や面接を受け合否を待ちます。内定をもらったら、勤めている会社に退職届けをだし、転職先と入社日の日程を調整しましょう。
転職相談で転職サイトを利用する場合の特徴と流れ
転職活動で転職サイトを利用する場合の特徴(メリットやデメリット)、登録から求人探し、内定までの流れを紹介します。
転職サイトのメリット
では転職サイト(求人サイト)を利用するメリットから紹介します。
時間と場所を問わず手軽に利用できる
転職サイトのメリットは、スマホやパソコンがあれば手軽に求人を探したり、転職したい企業に応募できる点でしょう。
ハローワークのように店舗や営業所に行く必要もないし、仕事が終わってから遅い時間帯でも利用することができるのでらマイペースに転職活動を進めることができます。
この手軽さゆえ、まずはどんな求人があるのか知りたい、ぼんやり転職しようか迷っているなど、気軽に利用したい人には向いているサービスと言えますね。
求人数が豊富にある
リクナビNEXTのような転職サイトは独自の非公開求人を持っています。
転職サイトにも様々ありますが、それぞれに持っている求人も異なりますし、ハローワークには出ないような求人もたくさんあります。
転職を成功させるためには、求人の選択肢は多いほうがいいので、数が多いのは大きなメリットですね。
スキルや経験を公開することでオファーを待つことができる
例えば、転職サイトのリクナビNEXTやミイダスにはスカウト機能があり、自分の経歴やスキルを登録しておくと、それに興味を持った企業側からオファーがきます。
簡単に言えばヘッドハンティングみたいなものですね。あなたのスキルや経験をうちの会社で活かしてみませんか? みたいな。
自分で求人を探すだけでなく企業側からも転職の誘いがあるのも転職サイトのメリットでしょう。
求人の検索などサイト(アプリ)の使い勝手がよい
ハローワークもネットで求人検索できますが、スマホ対応していないので、パソコンと同じ表示になります。
画面がパソコン表示のままなので、スマホで見たときに文字が小さくいちいち拡大とかしないといけないんですよね。あれははっきり言って使いにくいです。
その点、転職サイトはスマホでも操作しやすいように作られているので、イライラしたり無駄な時間を取られることがありません。
自己診断や転職に役立つノウハウを見ることができる
転職サイトは求人探しと応募だけでなく、自分のスキルや経験を棚卸できる自己診断サービスや転職経験者の声、ノウハウの閲覧もできます。
転職を成功させるための知識を身につけることができるのも大きなメリットと言えるでしょう。
履歴書や職務経歴書のテンプレートが使える
書類選考や面接で相手に良い印象を与えるには履歴書や職務経歴書にも力を入れないといけません。
でも具体的にどのように書けばいいか分かりませんよね。
転職サイトでは、学歴、職歴、志望動機など、履歴書の各項目別に基本的な書き方とマナーを解説してくれたり、WordやExcelのテンプレートも用意されています。
それに従って書くだけで、相手に伝わりやすい履歴書が簡単に作れます。
会社や知人にバレにくい
転職サイトは基本ネットで完結するので、ハローワークのように人と会うこともなくバレにくいです。
同僚や上司らに知られずに転職活動するには向いていますね。
転職サイトのデメリット
では転職サイトのデメリットを紹介します。
全て自分で対応しなければいけないので負担が大きい
転職サイトは気軽に求人探しから応募までできる反面、それらすべてを自分でやらなければなりません。
在職中で忙しいとか、自発的に動くことが苦手な人には負担が大きいかもしれませんね。
ズルズルと転職が長引く可能性がある
自分で何もかもやらなければならないということは、行動しなければ先に進まないということです。
忙しいから来週やろうとか、このプロジェクトが終わってからやろうなんて、のんびり構えていたらズルズルと転職の時期が伸びてしまいます。
実際に私も忙しいを言い訳に、求人だけ眺めていたら数ヶ月過ぎていたという経験があります。
100%納得いく転職先を見つけるのが難しい
自分だけで100%納得する企業を見つけるのは簡単ではありません。
求人情報を見て、そこから理想の働き方ができる企業かどうかを見極めるのは難しいですからね。
入社したけど思っていた業務と違った、人間関係が合わなかった、残業ばかりのブラック企業だったなんてこともあり得ます。
手軽な反面すべて自己判断で相談できる相手がいないという点はデメリットでしょう。
内定不採用の連絡がこないこともあるので不安
書類選考や面接結果はリクナビNEXTの場合、メッセージボックスに通知がきます。
ただし気をつけておきたいのが、企業によって「合否に関わらず全員に連絡する」と「合格者のみ連絡する」の2パターンがある点です。
いくら遅くても10日以内には合否の連絡がきますので、もしそれを過ぎてなんの音沙汰もなければ不採用だっと判断しましょう。
でもなんの連絡もなくただ待つだけというのも辛いですよね。はっきりとした合否の日時が分からないと次の応募もためらうため無駄なロスが発生します。
地方や田舎は求人が少ない
転職サイトは非公開も含めて求人が多いと書きましたが、あくまで都会や地方都市の話です。
地方や田舎になるとなかなかよい求人がない印象ですね。
地域で絞って検索すると求人はたくさん表示されるんですが、見てみると実際にその地域にない企業が多いです。
そういった企業は勤務地に数十もの地域名が書かれているので、検索したときにヒットするのだと思います。
なるべく多くの人の目に触れるように地域名に記載しているのでしょうか。リクナビNEXTに聞いてみたところ、記載は企業がするので、その地域で就職できるかわからないとのことでした。
田舎の求人はそういった企業ばかりなので、あまり使えないという印象ですね。
- 【メリット】
- 時間と場所を問わず手軽に利用できる
- 求人数が豊富にある
- スキルや経験を公開することでオファーを待つことができる
- 求人検索などサイトの使い勝手がよい
- 自己診断や転職に役立つノウハウを見ることができる
- 履歴書や職務経歴書のテンプレートが使える
- 会社や同僚らにバレにくい
- 【デメリット】
- 全て自分で対応しなければいけないので負担が大きい
- ズルズルと転職が長引く可能性がある
- 100%納得いく転職先を見つけるのが難しい
- 内定不採用の連絡がこないこともあるので不安
- 田舎や地方は求人が少ない
登録から転職までの流れ
転職サイトを使った場合の、登録から転職までの流れを紹介します。
- STEP1転職サイトに登録する転職サイトに登録すると自己診断サービスなどが使えるので、それを使って将来どうしたいのかを明確にします。
なぜ今の仕事を辞めたいと思ったのか。給料が安いから、仕事内容が合わないから、やりたいことが見つかったなど。
そこが明確でないと転職もうまくいきませんので、まずはそこから始めてみましょう。
- STEP2求人を探す、オファーを待つやりたい仕事が分かったら求人を探します。またスキルや経験を登録しておくと企業側からオファーがくるので、ホームページを見たり情報収集をして、理想の環境で働けるか判断すると良いですね。
- STEP3求人が見つかったら応募する転職したい企業が見つかったら、履歴書や職務経歴書を作って応募します。
それらの資料を作る際は、転職サイトにある無料のテンプレートやノウハウを参考にしてより精度を高めましょう。
- STEP4試験や面接を受ける書類審査に通過したら試験や面接が待っています。
リクナビNEXTでは面接時のマナーやよく聞かれる質問も掲載されているので、事前に練習しておくと良いでしょう。
- STEP5内定したら退職と転職の準備をする内定の通知が来たら、在職中なら就業規則に従って退職の手続きを進めます。業務の引継ぎなどもあるでしょうから、転職先の企業と相談しながら日程を調整しましょう。
おすすめの転職サイト
ミイダスは職歴など簡単な設問に答えるだけで、内容に合った企業側からオファーがきます。そのなかで気になる企業があれば返信すればOK。
また自分の市場価値も同時に診断され、転職時の年収も知ることができます。自分の市場価値や経験やスキルを求めている企業がどれくらいあるか手軽に知ることができるのでおすすめです。
【公式サイト】https://miidas.jp/
転職相談で転職エージェントを利用する場合
転職活動で転職エージェントを利用する場合の特徴(メリットやデメリット)、登録から求人探し、内定までの流れを紹介します。
転職エージェントのメリット
では転職エージェント(転職支援サービス)のメリットを紹介します。
ハローワーク、転職サイトにない非公開の求人を見れる
転職エージェントはハローワークや転職サイトにも掲載されない非公開の求人を持っています。
転職エージェントによっては求人の8割〜9割が非公開であり、そこでしか知り得ない仕事がたくさんあります。
企業が転職サイトや自社ホームページでその求人を公開しないのは、新規事業の立ち上げや極秘プロジェクトに関わる仕事などライバル等に知られたくないなどの理由があります。
ハローワークや転職サイトで希望の求人が見つからなかった人は、エージェントに登録することで今まで見たことない希望にマッチした仕事に出会えるかもしれません。
転職に関する作業代行やサポートをしてくれる
これが転職エージェントの大きなメリットだと思います。エージェントに登録すると自分ではなくキャリアアドバイザーからあなたの希望にマッチした求人を紹介してくれます。
また企業に言いにくい年収の交渉や入社日の日程調整もしてくれますし、履歴書や面接のアドバイスももちろんやってくれます。
在職中で忙しいサラリーマンでも、さまざまな作業を代行サポートしてくれるので、効率的に転職活動できます。
キャリアアドバイザーに相談できるので安心
転職に不安や悩みはつきものです。転職サイトだとどうしても自分ひとりで何もかもならないといけないので、いざという時に頼れないのがデメリットです。
しかしエージェントはアドバイザーに相談することができます。直接会ってでもいいし、電話やメールなど悩みや疑問があれば遠慮なく活用しましょう。
入社後のミスマッチが少ない
転職後によくあるのが、業務内容や社風などのミスマッチです。
やりたいことと違った、職場の雰囲気が良くないなど、こういった内部事情を知ることは簡単ではありません。
しかし転職エージェントは企業とのパイプがありますので、企業の社内雰囲気や内部情報を知ることができます。
何度も転職はやり直したくないので、事前に情報を得てミスマッチをなくしておけるのも大きなメリットでしょう。
田舎や地方でも求人があるし相談にものってくれる
エージェントによっては地方にも支店がありますし、支店がない地域であってもメールや電話で相談や求人の紹介をしてくれます。
また転職サイトでは少ない地方の求人もエージェントでは見つけることもできます。私が宮崎県で検索したときは大手の企業の名前もありました。
田舎は求人が少ないからと諦めず登録してみると以外な求人が見つかるかもしれません。
会社や同僚らにバレにくい
エージェントとのやりとりはメールや電話でもできますし、平日の夜間、土日、祝日も対応してくれるので、会社の人らにバレにくいです。
ハローワークのように無理して日中に行く必要もないですし、時間をずらして夜間や仕事が休みの土日に行けば安心です。
転職エージェントのデメリット
では転職エージェントのデメリットを紹介します。
意思をしっかり持っておかないと失敗するかもしれない
キャリアアドバイザーはあなたの経歴やスキルを元にさまざまな求人を紹介してくれます。
そこであなたがはっきりとした意思ややりたいことを明確にしていないと、紹介されるがままに転職してしまうかもしれません。
大切なのは転職することではなく、転職後ずっと楽しく働き続けることです。
YES、NOをはっきりさせ、応募するならする、迷ったらしないなどしっかりと意思表示をしないと失敗しますよ。
担当者によって当たり外れがある
ハローワークのデメリットでも書きましたが、担当者によって当たり外れがあります。
知識などもそうですが、転職エージェントは求職者の内定が決まると企業から報酬がもらえます。この紹介料がビジネスになってるんですね。
だから担当者によってはノルマ達成のために、転職を進めてくる人がいるかもしれません。
強引だとか合わないと感じたら遠慮なく担当者を変えてもらいましょう。
またそういったリスクを避けるためにも、1社ではなく複数のエージェントサービスを利用するのも効果的です。
複数登録することで求人の選択肢が広がるだけでなく、担当者の質が分かりますからね。
転職しようか迷っている人には向いていない
転職エージェントは転職サイトとは違ってキャリアアドバイザーという担当がつきます。
担当者はあなたの転職を成功させるために、動いてくれますので真剣に転職したい人にとってはありがたいサービスです。
しかし、転職しようか迷っている、とりあえずどんな求人があるみたいなど、はっきりしない状態で活用するとプレッシャーを感じたり、うざったく思うかもしれません。
まだはっきりと転職することを決めていない人は、転職サイトのほうが向いているでしょう。逆に真剣に転職したい人は積極的に活用すべきです。
- 【メリット】
- ハローワーク、転職サイトにない非公開の求人を見れる
- 転職に関する作業代行やサポートをしてくれる
- キャリアアドバイザーに相談できるので安心
- 入社後のミスマッチが少ない
- 田舎や地方でも求人があるし相談にものってくれる
- 会社や同僚らにバレにくい
- 【デメリット】
- 意思をしっかり持っておかないと失敗するかもしれない
- 担当者によって当たり外れがある
- 転職しようか迷っている人には向いてない
登録から転職までの流れ
転職エージェントを使った場合の、登録から転職までの流れを紹介します。
- STEP1複数の転職エージェントに登録するまずは転職エージェントサービスに申し込みます。エージェントによって持っている求人数も質も違いますので、できれば1社ではなく複数登録するのがおすすめです。
またリクルートエージェントやdodaのような大手でオールマイティーな求人持ったエージェントもあれば、年代別、業種別に特化したサービスもあります。選択肢は多いに越したことはないので、複数登録してみましょう。
- STEP2キャリアアドバイザーとの面談・相談エージェントに登録するとキャリアアドバイザーから電話やメールで連絡がきます。あなたの職歴やスキルをもとに面談をして転職の方向性を決めていきます。
ここでしっかりと方向性を決め、また不安なことや疑問があれば一緒に相談しましょう。
- STEP3希望条件に合わせた求人の紹介・応募あなたの転職の方向性が決まったら求人を紹介してくれます。気になる企業が見つかったら応募しますが、その際に必要な履歴書などの書類は添削をしてもらいながら精度を上げましょう。
また面接対策も一緒に行ってくれるので、しっかりと練習しておくといいですね。
- STEP4書類審査、面接を受ける書類選考や面接、入社試験を受けます。キャリアアドバイザーに書類も添削してもらっていますし、事前に面接の練習もしているの落ち着いて受けましょう。
- STEP5内定したら転職の準備をしてもらう内定が決まったら、退職の準備をしましょう。勤め先の就業規則にそって早めに退職の意を伝えておくといいですね。
転職先に関しては入社日程の調整や年収、待遇の交渉はキャリアアドバイザーがやってくれますので、あなたは勤めている会社を円満に退社することだけに注力しましょう。
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ハローワーク、転職サイト、転職エージェントの特徴や利用の流れを紹介しました。
それぞれの特徴をまとめた比較表を作ったのでご覧ください。
ハローワーク | 地元の求人が多いの地元で就職したい人向き。大手の求人は少ない印象。 職業訓練が受けられるのがメリットだが、営業時間が平日の日中のみなので在職中は通いにくい。わざわざ行く必要があるので、転職活動していることがバレるリスクもあり。 |
転職サイト | 求人数は多いが、地方や田舎は少ない印象。手軽に求人が探せるので、とりあえず求人を見たい人、転職するか迷っている人におすすめ。 自己診断サービスや転職ノウハウを見れるのがメリットだが、求人探しから応募などすべて自分でやらないといけないので負担が大きく、納得いく転職先を見つけるのが難しい。 |
転職エージェント | ハローワークや転職サイトにない非公開の求人がほとんどなので活用すべき。担当アドバイザーから求人の紹介、履歴書の添削、面接アドバイスなどの転職支援、年収交渉や入社日の日程調整などもサポートしてもらえる。 担当者がつくので転職しようか迷っている人はプレッシャーを感じるかも。逆に本気で転職を考えている、成功させたい人にはおすすめ。 |
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もし合わない、使いづらいなら使用をやめればいいだけなのでリスクはありません。
ぜひ活用し、楽しく満足いく環境で仕事ができる企業に出会えますように。
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よくある質問や各エージェントの特徴についてまとめています。エージェントによって扱っている求人数や業界に違いがありますので、自分の希望する業界や職種に合わせて選んでみてください。
・転職回数が多いと不利になる?
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