転職

逃げの転職は悪くない!しかし攻めることで満足度の高い転職ができる

攻めと守り

やりがいがない、仕事内容が合わない、上司が嫌い、残業ばかりでつらいから辞めたい。

だけど、これで転職したら逃げではないか? と自問自答している人へ。

そもそも転職するってことは現状に何かしらの不満があるわけで、そんなこと言ってたらみんな逃げの転職だと思うんですよね。

現状に満足してたら辞めないわけなんで。

ここでは自分の都合やネガティブな動機で転職することは逃げなのか?

このことについて、転職経験5回の私の考えを書きました。迷っている人の気持ちが晴れるきっかけになればうれしいです。

逃げの転職は悪いって風潮だけど、そもそも逃げるって悪いことなの?

世の中の風潮的に困難に立ち向かい壁を乗り越えることはすばらしいこと、逆に困難に背を向けることは「悪い、甘え、逃げ」といったイメージが付いています。

だから転職においてもネガティブな動機で辞めようとすると「逃げの転職」、ポジティブな動機で辞めようとするのは「攻めの転職」なんて言われるんですよね。

やりがいがないから辞めたい

ネガティブな動機だから逃げの転職

自己成長できる職場でキャリアアップしたい

ポジティブな動機だから攻めの転職

残業ばかりでつらいから辞めたい

ネガティブな動機だから逃げの転職

仕事とプライベートのメリハリをつけた働き方がしたい

ポジティブな動機だから攻めの転職

言い方が違うだけでやってることは同じなんですけどね。

でもそもそもの話になるんですが、「逃げる=悪い」ことなんでしょうか?

逃げずに立ち向かうことは確かに素晴らしいことです。自分の弱点や苦手なことを克服すれば、そりゃあ成長するし強くなりますから。

だからといって立ち向かわずに逃げることは悪や甘えなのか?

決してそんなことないと思うんです。

逃げの転職で成功した友人

ここでひとつ、例を出させてください。

美容師をしている友人の話なのですが、彼は最初に入った美容室で何年もアシスタントとして雑用や補助をしていました。

お客さんの指名を増やし、いずれは自分のお店を持つことが夢なのにずっと下働きです。

そんな彼が「なかなかカットもさせてもらえないし、体力的にも限界だから辞めたい。だけど今辞めたらこれまでやってきたことが無駄になる、逃げるわけにはいかない

こんなことを言っていたんですね。

しかし、それから1年もせずに体調を崩して退職し、他の美容室へ転職しました。

その転職先の美容室は、人手不足で技術者を募集していたため、彼はカットの経験はほとんどないものの、すぐにお客さんを任されるようになりました。

現場で経験を積み成長した彼は、とうとう独立して自分のお店を出しましたとさ。

何が言いたいか分かりますかね。

この最初の美容室を辞めて他のお店に就職したことは、いわゆる「逃げの転職」です。

退職の動機が体力の限界ですからね。

でも彼は結果的に自分のお店を持つことができ、逃げの転職で目的を達成したんです。

「三十六計逃げるに如かず(さんじゅうろっけいにげるにしかず)ってことわざ知ってますか?

形成が不利になったときは、あれこれと策を練るよりも逃げるべきときに逃げて身を守る方法もあるということ。

このままじゃ体力的にも精神的にも病んでしまうって場合は、すぐに逃げるべきだし、続けても先が見えないなら退散してもいいんですよ。

だから「逃げの転職=悪いこと」の概念なんて取っ払ってしまいましょう。

逃げたままでは勝てない、攻めの転職でより良い職場を見つけよう

逃げることも立派な戦略です。

しかし注意点があります。

それは逃げ続けるだけではダメ、いつかは攻めなければならないということ。

先ほどの彼が逃げの転職で成功したのは、逃げただけではなく、攻めもしたからです。

その攻めとは、カットがしたい、指名をもらえるようになりたい。というポジティブな動機が叶えられる職場を見つけたこと。

もしこれがなんでもいいからと畑違いの事務職をしたり、前と同じように下働きばかりの美容室に転職していたら目的が叶えられず、同じように逃げの転職をしていたかもしれません。

もちろんそれでもいいです。しかし、ずっと逃げてばかりでは勝てないんですよね。

逃げたら負けることはありませんが、勝つこともありませんから。

逃げ続けて転職を繰り返していたら、いつか自分にぴったりな職場に出会えるかもしれません。

でもそのいつかという低い確率に賭けるのではなく、自分で確率を上げたいなら、やりたいことや、求める条件を明確にして会社を探す必要があります。

それが攻めです。

鬱になりそうなくらい追い込まれているなら、すぐに退散して作戦を練ればいいし、もう少し余裕があるなら在職中に策を練りましょう。

逃げた後に攻めるんです。

まとめ

逃げることは悪いことじゃないし、それも戦略のひとつと思えばOK。

でもずっと逃げていては、自分が納得して働ける環境には出会いにくいので攻めることも大切。

攻めるためには、まず自分が仕事や職場に求める条件ややりたいことを明確にすること。

そしてあとはそれが叶う職場を見つければいいだけ。

何回逃げようが最終的に自分が納得できる会社に入れば勝ちですよ。

私は転職5回、最初の4回は逃げでしたが、5回目に攻めて落ち着きました。

だからあなたも大丈夫。

逃げた後に攻めたい人は、こちらのエージェントサービスに相談してみるといいでしょう。

自分のやりたいことが明確になったり、自分が求める条件をクリアする企業を紹介してくれますよ。

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