転職したいと思っているけど、応募したい求人がないと転職サイトやハローワークなど求人を見続けるだけになっていませんか?
「ああ、今日も何もせずに終わった」
このような日が続かないために、求人自体はあるけど応募したい求人が無いという人のために状況と対策を書きました。
毎日スマホで求人を探すだけの日々から解放されるきっかけになれば幸いです。
応募したい求人がないという人の心理
ハローワークや転職サイトを見ると求人はたくさん出ています。にもかかわらず、応募したいと思わない、応募できないという人の心理について考えてみます。
ここが解消されれば転職に向けて先に進むことができますので、ぜひ当てはまるものがないか確認してみましょう。
未経験など自分に自信がないケース
求人募集の要項には「未経験歓迎」「職種未経験可能」と書かれているものがあります。
当然、未経験OKと書かれてあるので、やったことのない仕事でも応募が可能です。
しかし、「人見知りの自分に営業が務まるのか」、「パソコンの知識なんてないけどできるだろうか」といった不安が大きく応募できないケース。
わたしも経験ありますが、給料をベースに求人検索していたとき、気になるものがすべて未経験の職種で躊躇しました。
やはり人って経験したことない場所に飛び込むのって勇気がいりますよね。
年齢制限に引っかかっている
求人要項にはだいたい年齢制限があります。40代までとか、35歳までとか。
歳をとると転職が不利になるというのはこのことで、年齢制限によって希望の求人に応募できないことはよくあります。
過去の不採用がトラウマになっている
履歴書を送ったけどすべてダメ、面接まで行ったけど不採用だった。もう数十社受けているけど内定がもらえない。
このような場合、どうせ応募しても無理だろうと諦めがちになり、弱気になってしまいます。
気になる企業はあるが不明な点、気になる点がある
自分にできそう、気になる求人を見つけたけど、記載条件が詳細不明で給与、待遇などがどのようになるのか明確にはわからない。といったケース。
こういった企業って適当というか、入社してから確認したら思っていた条件と違うということがありますので不安は解消しておきたいですよね。
希望条件に合わないケース
給料、休日、雇用形態、勤務地などが自分の求める条件に合わないケース。
いまの給料よりだいぶ下がってしまう、休みが平日になっている、通勤に1時間以上かかってしまうなど、理想の働き方ができずに応募できないというケースです。
どこの会社も同じだろうと思っているケース
似たような企業の求人はあるけど、いま勤めている会社と大差ないだろうと思い込んでしまうケース。
同じ仕事ならどこの会社も同じなのでは?
↓
不満を解消するには別の仕事に移るしかない
↓
とはいえ、いまさら未経験の自分が入れる会社があるかな?
↓
ああ、今日も求人を見るだけで終わってしまった
やりたい職種、業界の求人が本当にない
これは本当に求人がないケース。だいたいどの職種も業界も求人はあるはずですが、全くない場合どうしようもないですよね。
わたしもIT系の会社に転職したかったのですが、田舎なのでそもそもそういった職種を求めている求人が全くありませんでした。
応募したい求人がないという人が就職、転職するための対策
応募したい求人がないという人のいろいろなケースを見てきました。
ですが、このまま求人が出てくるのを待っているだけでは、いつになるか分かりません。
なので、何かしらの行動を起こす必要があります。ここでは上記の応募できない各パターンに対してやれることを紹介します。
未経験OKと書かれてあるなら心配しなくて大丈夫
自分に自信がなくて求人に応募ができないことへの対策は、勇気を出すです。
精神論なので、それができれば苦労しないと思うでしょうけど、これしかないんですよね。
求人を募集している企業が未経験OKと書いてあるのであれば、やったことない素人に対して教育なりをしてくれるということです。
だからそこは安心して応募してください。入社させておいて見て覚えろとか、突き放すような教育はしないでしょう。
なぜなら、辞められては困るからです。人手が足りないから求人募集しているのであって、そう簡単に辞められてしまうような体制は取っていないはず。
気を楽に、やってみて無理なら辞めればいいんです。だから少し勇気を出して応募してみましょう。
年齢制限はあくまでも線引きなので本気でやりたいなら問い合わせる
年齢制限を設けているのはあくまで線引きです。
例えば、募集要項が35歳までとかかれてあり、36歳の誕生日になって1日しか経っていないけどもう35歳じゃないから無理なんてことはありません。
まぁなかにはシビアに断る企業もあるでしょうけど、本気でやりたい気持ちがあるなら相手に伝えることですね。
もしわたしが雇う側なら、やる気のない35歳よりもやる気のある40歳のほうを採用しますもん。
当たって砕けろの精神で、ダメもとで応募してみては?
いくら不採用続きでも明けない夜はない
就職や転職に失敗す続けるとメンタル的にもきついですよね。
でも明けない夜は無いというように、いつかは必ずあなたを雇ってくれる企業は見つかります。
というか、見つけないといけませんよね。
応募する求人がないからと言って一生働かずに生活できる資金があればいいですけど、そうでないなから倒れても起き上がってトライし続けるしかありません。
気になる点、不明な点は入社前にすべて確認する
給料や福利厚生など求人の応募段階で、気になる点があるのなら最初に確認してきましょう。
ハローワークや転職エージェントなど担当者がいればその人に言えばいいですし、そうでないなら直接採用担当者にメール等で確認しましょう。
入社してから違っていたでは、これまでの労力が無駄になってしまいます。ぜひ納得いくまで不明点をなくしましょう。
希望条件に合わない場合は、希望をぶつけてみる
やりたい職種や業界の求人が本当にない、やりたいけど勤務地が条件に合わないなどの場合は、ダメもとで相手企業に交渉してみるのも一つです。
求人自体がなくても、御社で働きたいので雇ってもらえませんか? どうしても御社で働きたいのですが、勤務地の変更をおねがいできませんか?
このようにアクションを起こしてみるのです。
条件に合う求人を待っていてもいつになるか分かりませんので、気になるけど条件が少し合わないとかなら自分から交渉してみては?
今日も応募せず求人を見ているだけで終わってしまった…とならないために
応募したい求人がない人の心理と対策を紹介しました。
対策に関しては精神論的なことばかりなので、「それができれば苦労しない」という人も多いでしょう。
でも、わたしも5回の転職経験者として、やっぱりやるべきことは勇気を出してみることだと感じます。
やりたい職種がないときは、求人は出ていないけどその企業に電話もしましたし、経験者求むという求人に未経験だけどやる気はあるから雇ってくれと熱意を伝えたこともあります。
それで転職できたのも事実ですから、最終的には自分が勇気を持って行動するしかないのかなと思います。
応募したい求人がないから、応募したい求人がでてくるまで待ち続けるのか。行動起こすのかで未来は変わってきます。
経験して感じたことですが、企業って熱意ややる気のある人を採用してくれますよ。だから行動を起こしてみる価値は十分にあるので、ぜひトライしてみてください。
わたしには背中を押すことしかできませんが、素敵な転職先が見つかることを願っています。
あと転職エージェントをまだ利用していない人は、ぜひプロにお願いして希望の求人を見つけてもらいましょう。これが一番手っ取り早いです。
おすすめの転職エージェントはこちら
求人の紹介や履歴書の書き方、面接のアドバイス、年収の交渉などさまざまな転職支援を無料でしてくれる転職エージェントの紹介です。
よくある質問や各エージェントの特徴についてまとめています。エージェントによって扱っている求人数や業界に違いがありますので、自分の希望する業界や職種に合わせて選んでみてください。
・転職回数が多いと不利になる?
・未経験で異業種に転職できる?
・派遣社員から正社員になれる?
など、転職に関する疑問や悩みに転職経験5回の私がお答えします。あなたの抱えている悩みを解決するきっかけになるはずです。