子育て

中学生には塾か通信教育かどっちがおすすめ? メリットとデメリットで比較してみよう

100点の答案用紙
  • 志望の高校や大学受験に合格するため
  • 学校の授業だけでは不安
  • テストの点が悪く成績が下がっている

など、中学生のお子さんの学力を上げたいけど、塾か通信教育かどっちがよいのか迷っている親御さんへ。

中学生のお子さんと親から見た、塾と通信教育それぞれのメリット、デメリットを紹介します。

あなたのお子さん、家庭にはどちらが向いているのか、ぜひ参考にしてください。

中学生には通信教育か塾かどっちがいい? の前に子供と目的を共有しておこう

これから塾と通信教育それぞれのメリット・デメリットを紹介しますが、中学生のお子さんの性格や生活環境によってベストな選択は違います。

単にメリット、デメリットを知るだけでなく、重要なのは勉強する意味、学力を上げたい理由を明確にすることです。

なぜなら塾や通信教育はあくまで手段であって目的ではないので。

わたしの知り合いに毎月3万円も払って中学生の息子さんを塾に通わせている人がいましたが、通わせている理由を聞いたら「ママ友から早めに行かせたほうがいい」と言われたからだそうです。

周りの子供も行ってるからあなたも行きなさいって、完全に子供の目的を無視してますよね。

  • 偏差値を上げ志望する高校や大学に行きたいから
  • 学校の勉強についていけないから
  • 苦手な教科を克服したい

など、なぜ勉強するのか、本人はどうしたいのか明確にしておかないとお金の無駄になってしまいます。

この機会にぜひ中学生のお子さんとしっかり話をして目的を共有しておきましょう。話をすることで親子のコミュニケーションにもなりますしね。

そのうえで塾と通信教育どちらが中学生のお子さんに向いているのか判断すればいいと思います。

中学生のお子さん、親の視点での塾と通信教育のメリット・デメリット

中学生のお子さん、親御さんの視点での塾のメリット、デメリットを紹介します。

塾で勉強するメリット

ではまず中学生のお子さんが塾で勉強するメリット、親にとって良いことから。

強制的に勉強する環境を作れる

高校受験や将来に向けて勉強を続けられるならいいですが、誰しもサボりたい日もあるし、諦めたくなることもあるでしょう。

でもそれで頑張るかどうかで他人と差がつくんですよね。

塾に通えばテレビやスマホの誘惑を断ち切り勉強するしかありませんから、強制的に学習環境を作ることができます。

そしてそれを続けると慣れて勉強を継続することが習慣になってきます。習い事が長く続かない、飽き性のお子さんにはおすすめですね。

他の塾生の頑張りがモチベーションになる

塾の形式にもよりますが、数人、数十人で一緒に勉強する場合、他の塾生の頑張りがモチベーションを上げるきっかけになります。

同じ高校を志望するライバルがいれば負けたくないと思うでしょうし、励みにもなりますよね。

勉強は孤独な作業ですから、切磋琢磨できる仲間がいることで頑張ろうという気持ちになるのは塾のメリットでしょう。

塾の先生に質問・相談できる

塾には先生がいますので、学校で分からなかったこと、テストで解けなかったところなど質問することができます。

分からないことを調べることも大切ですが、時短という意味では質問できることはメリットですね。

また親にとっても塾の先生というのは、子供の成績や将来を相談できる相手となります。

学校の先生だけでなく、第三者からアドバイスをもらえる、相談ができるというのは大きなメリットでしょう。

友達や繋がりができる

塾には同じ中学校で別クラスの子もいれば、別の中学校から通っている生徒もいます。

そこで友達もできますし、親同士のつながりもうまれます。子供同士、親同士で仲良く話せる、相談できる相手が増えるのはとても良いことです。

塾のデメリット

では次に塾のデメリットを紹介します。

授業内容がお子さんの能力に合わない可能性がある

個別指導の塾なら別ですが、集団で一緒に授業をすすめる形式の場合は、すでに知っていることもやらなければならないし、全くわかないこともやらなければなりません。

自分のペースではなく、みんなに合わせなければならないのはデメリットですね。

塾講師と相性が合わないことがある

講師も生徒も人間ですから、合う合わないはあります。親身に教えてくれる講師もいれば、いまいちわかりづらい人もいるでしょう。

塾は基本的に教科によって講師が決まっています。英語はこの人、数学はこの人みたいな。

大きな塾でない限り、教科ごとに1人の講師しかいないので、合わないからといって担当を変えてもらうことはできません。

そういった相性があることはデメリットですね。

塾の方針が合わないことがある

塾といってもさまざまで、楽しく通うことで人格形成を目指す塾もあれば、スパルタで勉強だけやるみたいな塾もあります。

家の近くに中学生のお子さんにあう塾があればよいですが、そうでないところに通うと本人も違和感を感じるかもしれません。

塾の月謝が高額

通信教育に比べて塾代は高額なところが多いです。

学校情報サイトによると、中学生が学習塾に1年間に支払う費用は、中学1年生から3年生までの年間平均が、公立で約205,000円、私立で約135,000円となっています。

公立だと月謝が約17,000円、私立だと月謝が約11,250円となります。

参考:中学生 塾の平均費用 -JS日本の学校サイト-

消費税も上がり、給料も上がりにくい時代に毎月1万円~2万円の出費は家計に響きますよね。

将来の子供のための投資ではありますが、やはり金銭的な問題はあります。

送り迎えが必要なことがある

これは親にとってもデメリットですね。

塾の場所が自宅近くならいいですが、遠い場合は送迎が必要になります。共働きや仕事の残業などで送り迎えが難しいときもあるでしょう。

塾の行き帰りが心配

平日は学校もしくは部活が終わってから塾に行くため行き帰りが心配です。

帰りは外が暗いので事故や不審者の不安が常にありますよね。安全面を考えると夜遅くにひとりで行き来させるのは怖いです。

塾への移動時間がもったいない

塾の行き帰りの時間もデメリットですね。電車やバス、車で行かなきゃいけない距離だと結構時間かかります。

自宅で学習できれば、その往復の時間を勉強や食事、お風呂に当てることができますので。

他の塾生の影響がある

他の塾生がみんなモチベーション高く真面目に勉強する人ならいいですが、なかには目的もなく塾に来ている子もいます。

勉強をする場なのに遊んだり雰囲気を乱されると悪影響なのは明白です。

塾をサボって遊びに行くリスクもある

わたしが子供の頃は塾に行くといって、実はサボって遊んでいたことがあります。

親が塾が終わるまで付きっきりというわけにはいきませんから、その点も不安ですよね。

やはり何のために塾に行くのかを明確にしておかないと、友達の誘いに乗ったり、違うことをしてしまう可能性があります。

まぁ子供を信じるしかありませんが、中学生なのでしっかりと管理するのも親のつとめかなと思います。

通信教育で勉強するメリット

中学生のお子さんが通信教育で勉強するメリット、親にとって良いことを紹介します。

子供のペースで勉強ができる

塾だと何曜日の何時からと時間が決まっています。それが強制的に勉強する環境を作れるメリットでもあるんですが、逆に予定を調整しないといけない点はデメリットといえます。

家庭の用事などでどうしても塾に行けないこともあるでしょうから、自分で好きな時間に学習できる通信教育はその点メリットといえます。

子供の能力に合わせて学習できる

集団で授業を受ける塾だと自分のペースで学習ができません。個別授業や家庭教師であれば可能ですが、費用が高額になります。

すべてではありませんが、通信教育によっては自由にカリキュラムを組むことができます。

得意、苦手は強化は人それぞれ違いますから、教材が選べる、子供の応力に合わせて学習できる点は通信教育のメリットでしょう。

教材の質が高い

地元にあるような塾に比べて、全国の中学生を対象にしている通信教育のほうが会員数が多いでしょうから、さまざまなデータやノウハウを持っています。

昔から個人でやっているような塾より、最新の試験の傾向や対策はいち早く取り入れているはずです。

塾よりも費用が安い

有名な通信教育の月額費用は以下の通りです。

  • スマイルゼミ5,980円~
  • スタディサプリ980円~
  • z会の通信教育 10,800円~(5教科)
  • 進研ゼミ中学講座5,980円~(9教科)
  • 中学ポピー4,686円~

それぞれ差はありますが、塾の平均費用に比べて半額くらいになりますね。毎月の支出を抑えられる点も通信教育のメリットでしょう。

親の目の届くところで勉強させられる

通信教育は自宅で学習できるので、行き帰りの心配もないし、夜にサボって遊びに行くというリスクも防げます。

やはり中学生はまだ親がしっかりと監視する必要があると思うので、目の届くところで勉強させられるというのはメリットでしょう。

時間と場所を選ばずできる

タブレットなどを使ってインターネットで学習する方法もありますし、自宅に届くテキストや問題集で学習ができるので、好きな時間に好きな場所でできるのはメリットです。

移動時間も不要ですし、時間を有効に使えるのはメリットですね。

返金保証があるので試せる

例えばスマイルゼミは2週間のお試し期間があります。

塾も無料体験がありますが、そんなに長い日数通えるわけではないので、お子さんに合う合わないを無料で試せるのはいいですよね。

通信教育のデメリット

次に通信教育のデメリットを紹介します。

子どもの自己管理能力が必要

通信教育は好きな時間に好きな場所で勉強できるのがメリットですが、逆を言えばメリハリをつけないとだらだらサボりがちになります。

いつでもできるからテレビを見てからでいいやとか、スマホで動画を見ていたらだるくなったとか、自己管理ができないと学力は伸びないでしょう。

すぐに質問、相談できない

塾のようにそばに先生や生徒がいるわけではないので、分からないことがあってもすぐに聞くことができません。

また受験や進路を考える時期はお子さん、親御さんも不安でしょうから、塾のように面と向かって相談できないのはデメリットですね。

タブレット代が別途必要

iPadなどのタブレットで学習する場合は、月謝とは別にタブレット代が必要になります。

例えばスマイルゼミの場合、1年間で専用タブレット代が9,980円必要です。

それでもトータルコストは塾より安いですが、半年未満で解約した場合は別途料金を取られる、みたいなケースもあるので事前に確認しておきましょう。

迷ったら塾と通信教育を中学生の子供に体験させてみよう

それぞれのメリット、デメリットを紹介しました。まとめると以下のようになります。

通信教育
メリットデメリットメリットデメリット
強制的に勉強する環境を作れる塾講師と合わないことがある子供のペースで勉強ができる子どもの自己管理能力が必要
他の塾生の頑張りがモチベーションになる塾の方針が合わないことがある子供の能力に合わせて学習できるすぐに質問、相談できない
塾の先生に質問・相談できる塾の月謝が高額教材の質が高いタブレット学習の場合、別途料金が必要
友達や繋がりができる送り迎えが必要なことがある塾よりも費用が安い
塾の行き帰りが心配親の目の届くところで勉強させられる
塾への移動時間がもったいない時間と場所を選ばずできる
他の塾生の影響がある、塾をサボるリスクがある返金保証があるので試せる

家計の問題、お子さんの性格などで向き不向きはあると思いますが、まずは中学生の本人に体験させてみるのがおすすめです。

塾でも体験入学できますし、通信教育も無料体験や資料請求できます。

迷ったら両方試してみて、本人が気に入ったほうを選んであげればいいんじゃないでしょうか。

やはり学力は一朝一夕では身につかず、長く続けることが大切です。

そのためには本人が楽しみながら勉強しないとなかなか続きませんし、成果もついてこないでしょう。

中学生のお子さんと塾や通信教育で勉強する目的を明確にして、あとは実際に体験して本人が楽しく続けられそうなほうを選んであげてください。