私には小学4年生になる娘がいるんですが、学校から今度の参観日に2分の1成人式があるので、お子さんに手紙を書いて下さいとお便りが来ました。私が子供の頃はそんなのなかったんですが、今はハタチの半分の10歳でもお祝いをするようです。
2分の1成人式まであまり期限もないので、娘が生まれた頃からのアルバム写真を見ながら書こうとしたんですが、なかなか筆が進みません。
ブログの文章はスラスラ書けるのに、手紙となると何を書いていいのか迷います。子供に手紙どころか妻にラブレターも書いたこともないし、手書きといったら年賀状の一言コメントくらいのもんです。
結局、何を書けばいいのかまとまらず、期限の3日前になってしまいました。妻の方はすでに書き終わっており、焦るいっぽうです。
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思い出がありすぎて何を書いていいのかまとまらない
昔のアルバム写真を見ていると今までの記憶が蘇ってきて、それをすべて書いていたら原稿用紙何枚分にもなりそうだし、主な出来事に絞って書こうと思ったけどいろいろありすぎてまとまらないんですよね。
だって
- 生まれた時のこと
- 病気で入院して小さな腕に点滴されている姿を見て代わってあげたいと思ったこと
- 初めておしゃべりできたこと
- 骨折して心配したこと
- 保育園の運動会でころばずに走れたこと
- おゆうぎ会で泣かずに最後まで踊れたこと
- 1人でお泊りできたこと
- 妹ができてお世話をしてくれたこと
- お手伝いができるようになったこと
- 七五三で着物を着たこと
- 遊園地で初めてお化け屋敷に入って大泣きしたこと
- 2人でプールに行ったこと
- 初めて背負ったランドセルが大きかったこと
- 一緒にピアノの発表会に出たこと
- 一緒に5kmマラソンに出たこと
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あーー思い出がありすぎる。
これまであったことを思い浮かべながら文章書いてますけど、こんなにも成長したのかと思うと涙が出てきそう…
「2分の1成人式 手紙 例文」でググってしまった
で、結局まとまらず「2分の1成人式 手紙 例文」でググっちゃいました。するとこんな感じで書いたらいいよって例文があるんですね。それを参考にしながら書いてみたんですが、なんか違う。
手紙を書くことが目的になってしまっていて、本来10歳の娘に生まれてきてくれて、ここまで育ってくれてありがとうという気持ちを表現するのを忘れているような気がしました。
Googleに答えはない、素直な気持ちを自分の言葉で書かなきゃ意味がない
例文を真似てしまったら自分の言葉じゃなくなってしまうので意味がないんですよね。別にしっかりとした文章を書かなくったって、子供に対する気持ちを素直に伝えることの方が大切です。
だから例文のことは忘れて再度自分の言葉で手紙を書いてみたんですが、まとまらない...
どうしよう...
学校からもらってきた手紙はA4用紙で行間も広く便せんのように線が引かれています。思いの丈を全て書いてしまうと5枚は軽くいってしまいます。
しょうがない、例文は見ないけど文章の構成だけは参考にしよう。
ということで文章の流れというか構成だけ参考にさせてもらいました。
だいたい以下の感じで書くのが基本的みたいです。
- 子供が生まれてくるまでの気持ちや日々の想い
- 出産時の状況
- 名前の由来
- 幼稚園や保育園など小さい頃の出来事
- 小学校に入学してからの事
- 好きなことや得意なこと、続けている習い事など
- 友達や勉強の事
- これから将来についてのアドバイスなど
このような流れで書くとうまくまとめられるようです。確かに書きたいことはたくさんあるけど、思い出を全て書いてたら大変な量になっちゃいますからね。
子供への手紙、2分の1 成人式おめでとう。
お父さんとお母さんにとっても初めての子供だったので、生まれてくるまで毎日ワクワク、ドキドキしながら心待ちにしていました。
いざ生まれてくると体重4,058gもあり、その元気なすがたに涙したのを覚えています。
小さい頃はカゼで入院するなど病気も多く心配の連続でした。2歳の時、体全身が黄色くなり病院に行ったことを覚えているかな?
何か大変な病気じゃないかと心配になって病院に連れて行ったら、カボチャの食べすぎだとしんだんされ、かんごふさんに笑われた事もありました。
保育園に入園してからは、言葉や歌やおどりなど毎日いろいろな事を覚え、その成長するすがたを見ているのがすごく楽しみでした。
妹ができてからは進んでお世話やお手伝いもたくさんしてくれて、すごくお姉ちゃんになりましたね。それからは大きなケガや病気もなく元気に育ってくれ、ぶじ小学校に入学できたことをうれしく思います。
小学生になってからもたくさんの友達ができ、毎日楽しそうに学校であったことを話してくれて安心しています。
これから残りの小学校生活、中学校、高校と楽しい事だけでなく辛い事もたくさんあるでしょう。でもあなたが持っている人に対する思いやりがあれば、きっと周りのお友達も助けれくれるので心配はいりません。
これからも友達を大切にして、将来に向かって勉強やいろんな経験を積んで下さい。お父さんもお母さんもしっかりサポートし、おうえんしていきます。
私たちもあなたが生まれてきてくれたおかげで親としてたくさんの事を経験できています。本当にありがとう。
振り返って見るとあっという間の10年間でしたが、これからもよろしくね。
お父さんより
こんな感じで子供に対して思ったことを綴りました。2分の1成人式を迎えられるお子さんを持つ親御さんは、ぜひ自分の言葉で普段言えないことを文章にしてみるといいですよ。
また子供だけでなく家族に対しても、普段はずかしくて言えないような感謝の気持ちを、たまには伝える機会があってもいいかもしれませんね。
いやぁ、2分の1成人式だけでもこんなに苦労して、思い出すだけで涙腺が崩壊しかけてるのに、ハタチの成人式や結婚式になったらどうなるんだろう…
今から心配ですw