うちは私も妻もフルタイムで働く共働き家庭です。
- 私は朝7時半出社で帰宅が大体6時くらい
- 妻は朝9時出社で夕方は私と同じくかそれよりも遅いくらい
私は今でこそ家に帰ってくる時間は早いですが、以前は残業も多く夜の9時や10時帰宅が当たり前でした。仕事と子育ての両立なんてとてもじゃないけど無理な状態ですね。
妻も仕事をしているので、家に帰ってからお互い洗濯など溜まっている家事をしていると時間が足りなくて子供に付きっ切りで遊んであげるのが困難で、子供とたくさん遊んであげられない罪悪感を持ちながら、どうすればたくさん接する時間を確保できるのか当時は悩んでいました。
そんな我が家が子供と接する時間を密にするために小さい頃から続けている事が3つあります。それを今でもずっと続けているのですが、子供と接する時間がなかなか無いとお悩みの方はぜひ参考にして下さい。
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子供と接する時間が短いことに罪悪感を感じていた
うちの長女は生後3か月から保育園に預けています。当時は生活が苦しいという事もあって妻も専業主婦からすぐに仕事復帰をしました。首がようやく座った頃から親から離れて一日を保育園で過ごさせる事がかわいそうで仕方なかったですね。
また当時は残業も多く家に帰るのが夜の9時や10時は当たり前で、疲れてて子供と一緒に遊ぶ元気もなく辛い日々でした。
朝は子供が寝ている間に出社して帰ってくる頃には寝ているので、全然話もできないような状態です。
それが嫌で転職したんですが、子供が小さいうちはやっぱり一緒に接する時間を多く取ることが大切だと思っています。
当時は気持ちが一杯一杯でそんな余裕なんてなかったですが、ふと振り返ると今しかない時間を大切にしてあげられなかった事を悔やみます。
そんなことを思いながらどうにか早く仕事を終わらせられないか、家事を時短できないか工夫も当然してきました。
今は家事や掃除は自動で家電製品がやってくれる時代ですから、そういった物も活用して時間を作っていくのも一つの方法です。
例えば毎日皿洗いに20分、掃除に20分かけると1週間で約5時間です。それを食洗機やルンバにやらせておいて節約できた時間を子供とゆっくり過ごす方がよっぽど有意義でためになります。
でも当時の我が家は高い家電を買う余裕も無かったので、仕事や家事が忙しくてなかなか子供にかまってあげられないことがありました。
しかし今振り返って思うのは時間の長さよりも一緒に過ごす時間の密度が大切という事です。子供がよくお風呂でやった遊びとか寝る前に読んだ本の事とか結構覚えているんですよね。ひどく叱られた事とかも未だに言うので覚えているんでしょうね。
こっちは全然遊んであげれてない意識があるんですが、子供にとってはそうでもないようなんです。それで子育てって時間の長さだけじゃなくその質、子供と心が通っていたかどうかが重要だと思ったんです。
子供と過ごす時間を濃くするために決めた3か条
それでは我が家が子供と接する時間を密にするために決めた3か条を紹介します。
家にいるといろいろ目について家事をやってしまいがちですが、これらは夫婦協力して優先してやるよう心がけています。
食事は必ず家族揃って食べる
まずは食事です。食事は必ず家族みんなそろって食べるようにしてます。夜遅くて一緒に食べられないこともありますが、朝は必ず一緒です。
以前は家事をしながら子供の食事だけテーブルに置いて一人で食べさせていることもありました。
でも一緒に食卓を囲んで食事をするってとても大切です。食事中は絶対テレビはつけずに、1日の出来事などをみんなで話します。
5歳児で母親と毎日食べる子どもは72.6%、父親と毎日食べる子どもは32.2%となっています。
そして両親とそろって食事をする家庭の方が、食事の時に楽しい会話が多いというデータが出ています。
※参照先データが無くなっているので内閣府ホームページへリンクしています。
参考元: 内閣府 食育推進施策の課題と取組より
このようにデータも出てますが、やはり一人で食事するよりも断然家族間のコミュニケーションが取れるので、みんな揃って食事をすることを決めています。
あと食事で気を付けていることが1つあります。当然仕事や家事などでご飯を作る時間がない時もあります。
そんな時は弁当やお惣菜を買ってくるんですが、買ってきた容器のまま食卓に並べることはせず、必ず茶碗や食器に盛り付け直して出しています。
これはちゃんと作ったとアピールしているわけではなくて、その方がなんか温かみがあるからです。買ってきた弁当の容器をポンとおいて食べるのなんか味気ないというか寂しくないですか?
こんなのうちだけかも知れませんが、こだわってやってます。
一緒にお風呂に入る
お風呂って裸の付き合いっていうじゃないですか。家族みんなで入ったりしますが、なんせ狭いので私か妻どちらかが一緒に入るようにしています。
お風呂で体や頭を洗ってあげるとちょっとした体の変化に気づいてあげることもできるんです。
例えばケガで足が青くなって腫れてるとか、髪の毛にシラミがいないかなど気付いてあげることでがきます。
また、お風呂ってテレビや余計な雑音が聞こえない空間ですし、子供と肌が触れ合いコミュニケーションをとるにはすごく向いている場所なんです。
歌を歌ったりしりとりしたり、お風呂でしかできない水かけ遊びなんかも楽しんでくれますよ。最近では掛け算九九を練習したり、都道府県クイズをやったり、英語の問題出したりしてます。
ただ一体いくつまでパパと入ってくれるのか、そこだけ心配ですw
一緒に布団に入り話をしたり本を読んでから寝かしつける
最後に寝かしつけです。一緒に布団に入り話をしたり本を読んであげます。子供も私たちが布団に来るまでずっと眠らずに待っているので楽しみにしていると思います。
また小さい子にとっては横にいてあげた方が安心感がありすぐ眠りにつけるでしょう。
今は子どもが眠るまえに読んであげたい365のみじかいお話を毎日読んでます。子供の頃にワクワクして読んでいた懐かしい童話がたくさんあり、読んでる方も物足りなくて2話分くらい読んでしまいます。
新たに毎晩子供と一緒に読書をする時間を作りました。読書には様々なメリットがありますし、読んだ内容を話すなどコミュニケーションにも役立ってます。また今では子供ができる家事は一緒にお手伝いさせています。
以上が我が家が子供との時間を大切にするために続けていることです。どんなに忙しくてもこの時間だけは一緒です。逆にやらないといけないことはこれ以外の時間でやります。
うちと同じように様々な理由で子供とたくさん遊んであげられない方もいるでしょう。でも時間の長さじゃなくてその密度を濃くすれば大丈夫です。
- 一緒にご飯を食べる
- 一緒にお風呂に入る
- 一緒に寝る
この時間だけでも子供と密な時間を過ごしてみて下さい。
今では10年前はほとんどなかった男性の育児休暇を取り入れ始めている企業や在宅勤務できる会社も増えてきてますし、子育てしやすい環境が今後もっともっと整ってくれればと思います。
この記事が毎日の仕事や家事に忙しく、子供とゆっくり時間を取れないと悩んでいる方の参考になれば幸いです。