キャリア(ドコモ、au、SoftBank)からMVNO(格安SIM)への乗り換えを検討しているあなた、やっぱり毎月のスマホ代がめちゃくちゃ安くなるってのは魅力的ですよね。
でも気になるのが通話や通信の品質、手続きやサポートなどキャリアと比較してどうなのかということでしょう。
そんな迷えるあなたに料金の安さにつられてドコモから格安SIM(OCNモバイルONE)に乗り換えた経験者として、乗り換えに関してや実際に使ってみた感想を紹介したいと思います。キャリアは料金が高いからMVNOに乗り換えを検討しているけど実際にどうなの?って方の参考になれば。
読みたい所をクリック
【感想】もっと早くドコモからMVNOに乗り換えておけばよかった
15年ほど使い続けていたドコモを解約してMVNOに乗り換えましたが、結論からいうと非常に満足しています。もっと早く乗り換えておけばよかったというのが素直な感想です。
ただ100点満点パーフェクトってわけじゃなく、いいところもあればイマイチなところもあります。それは以下のようなこと。
メリット
- 毎月のスマホ代が圧倒的に安くなった
- 手続きが簡単だった
- 不便なく使えている
デメリット
- 通話料金を気にしないといけない
- 通話時に音声がこもって聞こえることがある
- お昼の時間帯に通信速度が遅いことがたまにある
- スマホの機種変更をしたのでデータ移行が面倒だった
デメリットをだけを見ると乗り換えに二の足を踏みそうですが、私としてはストレスを感じる程ではなく、料金も含めメリットの方が上回っているので満足しています。なのでもうキャリアに戻ることはないでしょう。
ちなみにわたしがOCNモバイルONEに乗り換える時に迷ったMVNO 5社はこちらで紹介しています↓
関 連 【まとめ】どれがいいの?って人におすすめの格安SIM 5選を比較!
ドコモからMVNOに乗り換えて良かったこと
じゃあまずはドコモからMVNOに乗り換えて良かったことから。
毎月の携帯料金が劇的に安くなった
料金の安さがMVNOの最大のメリットですよね。
ドコモ 約8,000円
↓
MVNO(OCNモバイルONE) 約2,000円
月のデータ容量は3GB、通話料金も含めてこの値段です。どうでしょう、半額どころか4分の1まで安くなっているんですよ。携帯代(通信費)って毎月必要な固定費なので6,000円も節約できるってすごく家計も助かります。もし給料を6,000円増やせといわれてもそう簡単にできることじゃありませんからね。
新しいスマホを買ってもすぐ元が取れる
わたしはドコモからMVNOに乗り換える際にSIMフリーのiPhone7をAppleで購入したのですが、毎月6,000円の節約になっているので約1年ちょっとで機種代はペイできます。
MVNOに乗り換えたいけど使用している機種が対応しておらず買い替えを検討している方、この機会に新しいスマホが欲しい方も、すぐに元は取れるのでおすすめです!
ドコモ解約からMVNO契約の手続きが簡単
ドコモの解約からMVNO(OCNモバイルONE)の新規契約までの手続きも非常に簡単でした。わざわざ店舗に出向く必要もなく、電話やネットだけで完結します。田舎の方だとMVNOの格安SIMを取り扱っている実店舗も少ないのでネットで簡単に手続きできるのは非常に助かりますね。
私の場合は解約から乗り換えまでに約1週間かかりましたが、MVNOによってはもっと早くできるところもあります。
これまでと変わらない使い方ができている
キャリアと同じような使い方ができているってことも大きなメリットですね。安かろう悪かろうじゃ意味がありませんが、今までと変わらない使い方ができて料金が安いならその方がいいですよね。
キャリアメール(xx@docomo.ne.jp)がなくなって困ったことはありませんし、その他サービスがなくても特に問題ありません。電話番号もそのまま(MNP)使えますからねぇ、何の支障もないです。
ドコモからMVNOに乗り換えて悪かったこと
では次にドコモと比較してイマイチと感じたことについて書きますね。
通話料金を気にしなければならなくなった
これまでドコモの契約ではかけ放題プランが付いていたので通話に関してはまったく料金を気にすることはなかったのですが、MVNOに乗り換えてから通話時間を気にしながら電話するようになりました。
というのも、これまでどおりの通話の仕方だと30秒20円かかるので長電話するとその分料金が高くなるんですよ。
ただ対策方法はあって、
- 通話料金が半額(30秒10円)になる通話アプリ(OCNでんわ、楽天でんわなど)を使う
- 長電話をする人は各MVNOのかけ放題オプションをつける
これらをうまく使えば問題ありません。
ちなみに先月はトータルで15分ほど通話したので300円ほどかかりました。これがもっと増えればかけ放題プランをつけますが、メインはLINEを使っているので今の段階では不要と思っています。まぁいくら話してもキャリアより安ことは間違いないです。
ドコモと比べて通話品質が悪いと感じることがある(OCNでんわ)
通話はLINEをメインで使用しているのですが、固定電話にかけたりLINEを使っていない人やガラケーにかけるときはOCNでんわを使って電話をかけています。さきほど紹介した通話料金が半額の30秒10円になるアプリですね。
なぜ半額になるかというと、NTTコムのネットワークに接続して電話をかけているからなんです。インターネットはドコモ回線ですが、通話は別回線ってこと。
そのせいなのかドコモと比べて若干声がこもって聞こえることがあります。といっても相手の声が聞き取りにくかったり、自分の声が相手に聞こえにくいといったトラブルはなく、あくまでもドコモの方が音声はクリアだという印象を受けた程度ですけどね。
ただ毎回ではなくこれまで何度かそう感じることがあったくらいのレベルなので、回線の状況に左右させるのかもしれません。
通信速度が遅いことがたまにある
1日中スマホを使っていてお昼休みの時間帯(12時から13時)はたまにインターネットが遅いと感じることがあります。通信速度が遅いといってもホームページが表示されるまでに何十秒もかかるわけじゃなく、あくまでも他の時間帯と比べて「あれ?時間かかってるな」って思うレベルです。
MVNOってキャリアの回線の一部をレンタルしているので、みんなが集中して使用する時間帯は回線が混雑するんでしょうね。私の場合はお昼の時間帯しか経験していませんし、それが毎回ではないので今のところは問題なしです。
ストレスになるレベルなら考えものですが、たまに遅いことがあるくらいの認識なのでこのまま使い続けます。
写真やアドレス帳の移行が面倒だった
これはキャリアからMVNOに乗り換える際に以前のスマホをそのまま使用する人には関係ない話ですが、なかには格安SIMに対応していない、SIMロック解除できない機種もあるので端末を買い換える場合はこの作業が発生します。
でもドコモでは写真画像やアドレス帳などのデータを店舗でバックアップできますし、自分で「ドコモデータコピーアプリ」(Softbankなら「あんしんバックアップ」、auなら「データお預かりアプリ」)を使えば簡単に移行することができます。
なのでそんなに手間がかかるわけじゃありませんが、以前の機種をそのまま使用する場合と比べると面倒って話です。でも登録したっきりでかけていない電話番号やいらない写真など不要なデータを断捨離するいい機会になりましたw
これからはキャリアではなくMVNOがスタンダードになる
以上がドコモからMVNOに乗り換えて感じたメリットとデメリットです。デメリットと言ってもストレスを感じる程じゃないので評価としては満足です。それに毎月6,000円の節約にはかなりのメリットを感じでいているのでこのまま使い続けたいと思います。
昔に比べてMVNOのサービスってプランやオプションも豊富になってきていますし、実店舗も増えてきていますから利用者が増えればいま以上に品質やサービスも必然的に上がってくるでしょう。
実際に加入者も年々増えてますから、これからは間違いなくキャリアではなくMVNOがスタンダードになってくるでしょうね。
なので乗り換えるなら早ければ早い方がお得ですよ。経験者として損し続けないためにストレスなく使えて圧倒的に安くなるMVNOへの乗り換えをおすすめします。
以上、参考になったでしょうか?
どのMVNOにしようか迷っている方はこちらから選んでみて下さい。わたしが使っているOCNモバイルONEも紹介しています↓
関 連 【まとめ】どれがいいの?って人におすすめの格安SIM 5選を比較!
格安SIMを提供しているサービスってたくさんありすぎて、どれを選んでいいか迷いますよね。ここでは料金、サービス、通信の安定性が間違いない5社を紹介します。
それぞれの料金や特徴など、あなたにあった格安SIMを見つけてください。
auの携帯料金を安く抑えたいauユーザーへ。auのスマホに対応した格安SIMの紹介です。毎月2,000円以下で今と同じ使い方ができるので、ぜひ参考にしてみてください。
ドコモから格安SIMに乗り換えたら、毎月8,000円から2,000円以下になりました。毎月6,000円、1年で72,000円もの節約です。ドコモの携帯料金が高いと思っている人は格安SIMへの乗り換えがおすすめです。