トップガンに始まり、宇宙戦争やアウトロー、ミッションインポッシブルなど数多くのヒット映画の主演を務めるトムクルーズ。
彼の映画が観たくて、Amazonプライムビデオで「トムクルーズ」と検索していたら「コラテラル」という映画を発見。
DVDのパッケージが白髪頭でいつもの笑顔のトムクルーズとは違った雰囲気だったので、気になって観たのですがとても良かったので紹介します。
彼のイメージとはちょっと違った悪役トムクルーズが見られるおすすめの映画です。
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トムクルーズが悪役の殺し屋を演じる「コラテラル」のあらすじ
ロサンゼルスでタクシー運転手をしているマックスが、プロの殺し屋ヴィンセントをタクシーに乗せたところから物語が動き出します。
ヴィンセントはマックスのタクシーを1日貸し切り、夜の間に数か所をまわって欲しいと依頼。
それに応じたマックスは、各目的地にヴィンセントを連れていくのですが、その目的が暗殺だと知ります。
逃げようにも逃げられず、暗殺の片棒を担ぐマックスですが、ヴィンセントが最後に標的としたのがある人物。
その人を守るために2人は戦うことに。果たして2人の運命は・・・
コラテラルの登場人物
この映画に登場する主な俳優、女優さんを紹介します。
殺し屋ヴィンセント役のトム・クルーズ
言わずと知れたイケメン大物俳優ですね。ミッションインポッシブルやトップガン、レインマン、ラストサムライ、ジャック・リーチャーなど、ヒット映画は数知れず。
自動車やバイク好きと知られていて、いろんな映画で運転シーンがありますが、今回の映画ではありません。
派手なアクションシーンはありませんが、その分演技で魅せてくれます。いつもと違ったトムクルーズこそが見どころの一つです。
タクシー運転手マックス役のジェイミー・フォックス
トムクルーズとダブル主演です。
「ALI アリ」や「Ray/レイ」など数多くの映画に出演し、この「コラテラル」でも助演男優賞にノミネートされていました。
スパイダーマン2では、スパイダーマンの敵となるエレクトロに変身する前の、マックスという今回と同じ名前の役もやっています。
また俳優だけでなく音楽活動もしており、カニエウエストやリュダクリスなどHIPHOPアーティストともコラボしています。
女性検事アニー役のジェイダ・ピンケット=スミス
アメリカの女優さんでマトリックスシリーズにも主演しています。
個人的にはあまり他の映画での印象がないのですが、プライベートではウィル・スミスと結婚しているので、それで知っていました。
映画では主演の2人と大きく絡んできます。
映画「コラテラル」の感想
ネタバレしないように感想を。
最初に映画のストーリーを見たときに、プロの殺し屋がタクシーに乗ってミッションを行うってビミョーじゃない?
とか、思っていたのですが気にならず最後まで鑑賞できました。
派手なアクションシーンやカーチェイスなどもなく、2人の会話を中心に物語は進んでいきます。
そして何より見どころなのが、いつもと違う悪役のトムクルーズです。
彼のトレードマークの笑顔とアクションシーンを封印して、淡々と殺し屋としての仕事をこなします。
この映画はダブル主演なので、
「殺しに付き合わされるタクシー運転手」
「殺しのミッションを完遂したい殺し屋」
それぞれの立場で楽しむことができます。
人生は短く儚い、だから行動するというヴィンセントと、夢があるけど行動できないマックス。
やりがいことがあるけど踏み出す勇気がない人は、マックスに共感でき、ヴィンセントが放つ「夢があると口で言うだけで、実際は行動する勇気がないんだろ?」という一言が響くはず。
あとロサンゼルスという都会は他人に興味がない冷たい街というやり取りがあるのですが、そこもラストシーンを見ると監督のメッセージなのかな? と伝わってきました。
それと実はトランスポーターやメカニックで主演を務めるジェイソン・ステイサムも出演しています。
ビックリなのが、ジェイソン・ステイサムの出演時間はなんと30秒ほど。これだけの大物俳優を贅沢な使い方しています。
彼がどこに出てくるのかも見逃さないように探してみてください。
コラテラルはいつものアクションバリバリで笑顔のトムクルーズではなく、冷酷非道ないつもと違った悪役を観れる貴重な映画だと思います。
トムクルーズファンのみならず、映画としてもとてもおすすめなのでぜひご覧になってください。
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