「お金がなくても幸せになれる」
私はこの言葉が嫌いです。
ほんとに心からそう思って暮らしている人もいるでしょうけど、少なくとも私はそんなことなくて、お金がない自分を納得させるための言い訳にすら聞こえるんです。
お金がないことでやれることが制限される
私は子供のころに壁も薄くてお隣さんの声も聞こえてくるくらいのすごいボロいアパートに住んでいました。ほんと漫画やドラマに出てくるようなボロさだったんですが、それがすごく嫌でコンプレックスだったんです。友達に家を教えるのも嫌だったし、家の中で少しでも大きな音をたてるとお隣さんからうるさいと言われ、コソコソと暮らすのがたまらなく嫌でした。
もしうちにもっとお金があればきれいなマンションに引っ越しだってできるし、マイホームがあれば音や声なんて気にせず暮らせる、たまには旅行にだって行きたいって思っていました。小さい頃のこういったトラウマがあるから余計にお金に対して執着心があるのかもしれません。
大人になってからも結婚前は年収200万円ほどしかなかったので、妻にも産後3ヶ月で働きに出てもらいましたし、洋服や化粧品など欲しいものも我慢させていました。子供の頃の思いと、妻や子供にそういった我慢をさせている自分の不甲斐なさがどうしてもやるせなくて、幸せになるためにはお金が必要だとずっと思い続けています。
お金って「人生の選択肢を増やす為のもの」
またそれだけじゃなくてお金って「人生の選択肢を増やす為のもの」とも思ってるんですよ。
本業の給料が安くて夜も仕事をしている友人がいます。子供がピアノを習いたいと言ってるけどそんな余裕はないから我慢させていると言っていました。もし子供が本気で将来ピアニストになりたいと思っているのであれば、お金があることでレッスンに通わせることもできるし、自宅にピアノを買ってあげることだってできます。毎日ピアノを弾ける環境にある子供とない子供であれば、間違いなく前者の方が夢が叶う可能性が高いわけです。
他にも、
- 学費が払えなくて大学に行けない
- 病気の家族に高度な治療を受けさせてあげられない
- 外国で貧しい家庭に生まれた子供たちはその日に食べるものすら困っている
夢や命に関わるような大切なこともお金の有無で変わってきます。だからお金があれば人生のいろいろな場面で選択肢が増えるんです。それによって幸せになる可能性だって変わってくるんですから、お金はあった方がいいのです。
お金持ちを妬んでも幸せにはなれない、自分で稼げば幸せになれる
過去のわたしは貧乏で幸せを逃している自分自身が嫌で、お金持ちをみると妬んでその人が堕ちるのを願ったりもしていました。でもそれじゃ何も変わらないんですよね。自分がどんどん惨めで性格が悪くなっていくだけ。
相手の不幸を願ったって自分が心から幸せになれるわけじゃないんだから、自分でお金を稼ぐ努力をして自ら幸せを掴んだ方が100倍マシ!
そう思い始めてからは転職を繰り返して年収が上がるようにキャリアアップもしてきたし、給料以外でお金を稼ぐために副業もやり始めました。
そしてお金がない時よりも収入が増えた今はすごく幸せです。マイホームを買い、子供に習い事もさせてあげられる、無理に残業してお金を稼がなくても早く帰って家族との時間を作れる。お金があることで選択肢が増えたし、今後起こるかもしれない不測の事態にだって対応できるかもしれない。
お金の話ばっかりするとうるさいとか嫌われたりしがちですけど生活するうえで必要なものだし、お金で解決できることを我慢しなくて済むので私はこれからも稼ぐことを意識し続けていきます。
わたしが収入を増やすためにやってきたこと↓
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