家・暮らし

お部屋を快適に保てるおすすめのデジタル温湿度計

温湿度計の写真

部屋の温度とか湿度って気にしてますか?

みなさんカサカサ乾燥した冬の時期とか、ジメジメした梅雨の時期ぐらいしか意識する事はないかもしれませんね。

でも部屋の室温や湿度ってきちんと調整したり把握しておいた方が良いんですよ。

ここではその理由と、私が使っているおすすめのデジタル温湿度計を紹介しますので、お部屋の環境を快適に保つ為にぜひ使ってみて下さい。

部屋の温度や湿度を測るメリット

まず、温湿度計を置くメリットを紹介します。いちいちそんなこと気にする必要ある?って思われるかもしれませんが、実は室温や湿度を把握することで適切な環境に調節することが目的なんです。

なんのために?って思われるかもしれませんが、そうすることで快適に過ごすことが出来ますし、健康にとっても良いんですよ。では分かりやすい例をあげてみましょう。

風邪やインフルエンザ予防になる

まずこれ!

空気が乾燥する冬の時期は湿度が低下すると、気道粘膜の防御機能が低下して喉がカラカラになり風邪を引きやすくなります。

また空気の乾燥はウイルスの蔓延に繋がります。これは知ってますよね?

インフルエンザウイルスの場合は、湿度50%以上になると激減します。そのため室内の湿度を適度(50~60%)に保つことが、風邪やインフルエンザ予防になるんですね。

小さいお子さんがいる家庭やどうしても仕事を休めない時など、温湿度計を置いておけば、一目で部屋が乾燥していると分かるため加湿するタイミングや調整がしやすくなります。

熱中症予防になる

熱中症による救急搬送者の内訳(平成22年~平成 27年)

冬は乾燥、夏は気温です。

熱中症は気温が30度を超えるあたりから死亡率が増え始めると言われています。最近では家の中にいても熱中症で倒れる人が多いですよね。

エアコンを使わない高齢者や自己管理の出来ない乳幼児、節電で部屋の温度が上昇すると、自分では気づかないうちに、脱水症状になり熱中症を引き起こします。

総務省消防庁によると高齢者の約47%、乳幼児と少年の約14%が熱中症で救急搬送されています。

そのため室温を28度くらいに保っておいた方が安全なんです。また気温が低くても湿度が高ければ、汗が蒸発せず体温が下がりにくくなることから、熱中症にかかりやすくなります。

そのため気温だけでなく湿度にも気を使い、扇風機で風通しを良くしたり、除湿を行うことが必要なんです。

それを簡単に判断できるのが温湿度計です。特にお年寄りがいる部屋には1つ置いておき、それを元に気温や湿度の調整を行うように伝えておくと良い安心ですね。

ドライアイや疲れ目・眼精疲労予防になる

空気が乾燥するとドライアイの原因になります。ドライアイは疲れ目や眼精疲労の原因になるため、困っている方や気にされる方は部屋の湿度を50%以上に保つ事をおすすめします。

それをぱっと一目で加湿するべきか判断できるのが温湿度計ですね。数値を見て下がっていたら加湿をすることでドライアイ予防ができます。

乾燥肌予防と美肌効果

女性で乾燥肌を気にされる方は多くいると思います。肌の乾燥を防ぎ、美肌を保つ為には50%~70%の湿度が最適と言われています。

肌の乾燥が気になる方、美肌を保ちたい方は、温度湿度計を置いておく事で最適な湿度をチェックし、保つ事が簡単にできるようになります。

食中毒やカビやダニの繁殖を防げる

最後はダニやカビです。

ジメジメした時期はカビやダニの繁殖が活発になります。

  • カビは、20度〜30度の室温で70%以上の湿度
  • ダニは、25度前後の室温で75%前後の湿度が最適な条件になります。

ちなみに人が過ごしやすい室内の快適な温度と湿度は、

  • 夏が25℃〜28℃、55%〜65%
  • 冬が18℃〜22℃、45%〜60%

となっています。

それを避ける為に、繁殖しにくい温度、湿度に保つ事が健康や食中毒予防に繋がります。

数字だけでは管理が難しいですが、音声や色、顔文字で最適な環境を知らせてくれる温湿度計もあるので、それを置いておくと便利です。

このように温度や湿度って健康や快適な暮らしをするためには、最適に保つ事がおすすめなんです。それを簡単に把握する事が出来るのが温湿度計のメリットなんです。

どうでしょう!一家に一台あると便利でしょ?

温室湿度計はアナログとデジタルはどちらがおすすめ?

温室湿度計は大きく分けてアナログとデジタルの2種類ありますが、私のおすすめはデジタル式です。

アナログの針のメーターよりも数字や色、絵などですぐに判断できるデジタルの方が使い勝手は良いです。

唯一気になるのが性能というか誤差ですよね。あまりにズレているようであれば使い物になりません。

しかし北海道消費者協会が行った温室湿度計の性能比較によると、アナログに比べベジタルの方が精度の誤差は範囲内との結果が出ています。

見やすさと精度からみてもデジタル式をおすすめします。

わたしのおすすめのデジタル温湿度計

では私がおすすめするデジタル温湿度計を2つご紹介します。

シンプルで分かりやすくて安いDRETECのオプシス

我が家のリビングに置いてあるDRETECのデジタル温湿度計です。様々な商品の中でもこちらが断然見やすく、誤差も少ない印象です。

画面には「温度」「湿度」「顔マーク」の3つしか表示されていない超シンプルな作りになっています。

一目で温度や湿度が分かりますし、顔の表情が5段階で分かれていて、笑顔である程快適な室内空間になっている事が分かります。

O-230WTの表示マーク

熱中症対策で子供やお年寄りに顔のマークが困っている顔になったらエアコン付けて、と教えておいても良いと思います。

高齢者におすすめ。光と音声で室内環境を知らせてくれるタニタの温湿度計

こちらの商品は価格が少々高いですが、光と音声で知らせてくれる為、分かりやすいのが特徴です。なので、高齢者の熱中症対策や赤ちゃんのインフルエンザ対策におすすめです。

光の表示は

  • 熱中症 (赤)
  • カビ・ダニ (紫)
  • 食中毒 (緑)
  • インフルエンザ (青)の4種類に分かれています。

音声は、「温度や湿度を下げましょうなど」対策方法を知らせてくれます。

このように部屋の温度や湿度を快適に保つ事は非常に重要です。

それが一目で分かり、管理しやすいデジタル温湿度計をぜひおすすめします。

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