- この料金設定だとユーザーが離れていってしまわないか不安
- 自分のスキルに自信がない
- 簡単な作業なら無料でやってあげる
こんな感じで、自分で自分の価値を下げてしまうと、どこにでもいる人のひとりになってしまいます。
サラリーマンだと会社の方針で、ある程度料金設定もされているのでユーザーから対価をもらいやすいと思いますが、フリーランスだとこういったジレンマに陥ることが多いかもしれませんね。
私は会社員ですがこのような働き方に危機感を感じ始めて、自分を安売りしない努力をしています。
自分を安売りすると存在価値がなくなってしまう
自分を安売りするのって、個人商店が大型店に価格で挑むようなもんだと思っています。今の時代クラウドソーシングやインターネット通販を使えばいくらでも安い物が手に入り、安くでサービスも受けられます。
なので料金(自分の価値を下げて)で他人と競っても勝ち目はないんですよ。勝ったとしてもそんな仕事をしていると、当然もらえる対価は減るので数をこなさないといけなくなります。
自分を安売りする⇒モチベーション、仕事の質が下がる⇒自分の価値も下がる
こんな負のサイクルに陥って、それなりの仕事しかできなくなる、しなくなるんです。
誰だって安くで物を買いたいし、サービスも提供してもらいたいと思うでしょう。でもユーザーの満足=安い料金だと思ってしまうと、ライバルや他社との価格競争に巻き込まれるし、代わりなんていくらでもいるのでその仕事をするのは自分じゃなくても良くなります。
自分の価値を下げずに仕事をするには
じゃあどうすれば自分を安売りせずにすむのか。
相手から選んでもらえる人になる
相手に価格以上の満足や感動を与えることができれば、お客さんから選ばれる存在になります。
例えば、あなたならどの美容室に行きますか?
- 1,000円で普通にカットしてくれる美容室
- 3,000円だけど10人から可愛いくなったねと褒められた美容室
- 5,000円で2番目の美容室と同じ仕上がりだけど、カットしてくれる美容師さんとの会話も楽しみ
仕事のスキルが高ければ必然的に選ばれる確率は高まります。だってもし①と②が同じ料金だったら②を選びますよね。価格差がある場合は、質より価格重視のお客さんであれば1,000円の美容室に行くでしょうけど。
さらにスキルプラス付加価値に魅力を感じた人であれば料金が高くても3番目の美容室に行くでしょう。ここを意識して仕事をすれば、1,000円の美容室に対抗して値段を下げる必要はなくなります。つまり自分を安売りしなくて済むってこと。
これっていろんな業種や仕事に当てはまると思うのですが、スキルだけでなく信頼や人間性など価格以上の付加価値を提供して、あなたじゃなきゃダメって言ってくれる人を増やす努力をしていかないと、今後生き残っていけないのかなと思いますね。
個人商店がいくら料金を値下げしたって、大量仕入れをしている大型店には勝てないんですよ。だから大型店にはない人情味とかそこにしかない「らしさ」なんかを模索しないと。
高くても売れる物は売れるし、価格以上の価値を感じればお客さんはついてきてくれます。だから人と違う価値を提供して差別化し、アピールすることが大切。
そうすればさらに自分の価値も高まって行くと思います。
関 連 誰でもできる仕事してるけど「あなたじゃなきゃダメ」って言われるように働きたい
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