完璧な人間なんていないし、体調やその日の精神状態によって仕事でミスをすることもあるでしょう。
でも、それが何度も繰り返されたり、同じ内容のミスであれば対策をしないといけません。
ここでは、仕事でミスが多かった後輩に行ったアドバイスを書きました。
- ミス連発で先輩や同僚に申し訳ない
- 会社に行きづらいのでもう辞めたい
- こんな自分が給料をもらっていいのだろうか
このように悩んでいるOLやサラリーマンの今後が好転するきっかけになれば幸いです。
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仕事でミスが多い後輩が会社を辞めた
後輩「はい、すみません」
課長「はぁ〜、この前も言ったよね」
課長「あの、件どうなった?」
後輩「まだお客さんのところに行ってません」
課長「え? なんで? 進めとくように言ったよね?」
ケアレスミスが多く、注意されても何度も同じミスを繰り返し、上司や教育係の先輩に怒られる後輩(営業職)。
そんな後輩が会社を辞めました。
退職理由は「自分発達障害で物覚えが悪く、会社や取引先に迷惑をかけたくない」とのこと。
彼の病気が仕事のミスの原因になっていたかどうか因果関係は分かりませんが、私の思うに彼は営業職に向いてなかったと思います。
ミスが多いと会社での評価は低くなる
少し厳しい言い方ですが、仕事でミスばかりだとマイナスの評価につながります。
会社はボランティアで社員を雇っているわけじゃなく、利益を出し続けていくために雇っています。
だから優秀な社員とそうでない社員がいたら、前者を優遇するのは当然のこと。
誰でもミスは犯しますが、同じ過ちや回数はなるべく減らしていかないと、会社に居づらくなるし、上司や先輩の接し方も厳しくなっていくでしょう。
それは先ほど言ったように会社に貢献する社員を育てるために必要なことだからです。
だからこれから先、ずっとその会社で働くつもりなら対策をしておかないと、昇給やボーナス、昇進など査定にも悪影響になってしまいます。
仕事でミスが多いときに見直すべきこと
中途採用で入社してきた彼とは年も近かったせいか、よく仕事の相談をされていたので私なりにアドバイスをしていました。
まぁ退職してしまったので、そのアドバイスも無意味なものとなってしまいましたが、彼と同じようにミスが多くて悩んでいる人はこれから紹介することを見直してみてください。
悩んでいる人の働き方が変わりますように。
1. 言われたことはメモを取ってそれを見返しながら仕事をする
新人であったり、新しい部署に異動になった場合など、やったことない仕事を覚えるのは誰でも大変です。
言われた業務をすぐにこなせるようになる人はいいですが、そうでない場合はメモを取るようにした方がいいですね。
そのときメモを取ることが目的にならないように注意が必要です。
メモは言われたことを忘れないためのものですから、書いて終わりではなく見返しながら業務を進めていきましょう。
2. 分からないことはそのままにせず確認する
仕事のミスが多かった彼を見ていて悪いと思ったのが、自己判断をするところです。
↓
上司や先輩に注意されるのが怖い
↓
分からないことも聞きづらい
↓
自己判断で仕事を進める
↓
失敗、ミスを犯す
このような負のサイクルに陥っていました。分からなければその場でしっかり聞くこと。
叱られるのが嫌とか注意されるのが怖いとか言ってる場合じゃないです。分からないことを聞くことも仕事ですからね。
あとなるべく普段から社内の人間とコミュニケーションを取るように心がけると、聞きにくいといった状況を避けられるのでいいと思います。
3. ミスをした場合はその原因を考え対策をうつ
完璧な人間なんていませんから、いくら仕事のできる人でもミスは犯します。
でもミスを繰り返す人とそうでない人の違いは、そこできちんと原因をはっきりさせ対策できているかです。
仕事のミスを繰り返す人は、なぜミスを犯したのかその原因が分かっていない、対策をしないから、同じ過ちを繰り返してしまうのです。
自分の何が悪かったのかしっかり見直して、再発しないためにはどうすれば良いか考えましょう。
一人で思いつかないなら先輩や上司、もし言いにくいなら仲の良い同僚でもいいです。相談してみましょう。
4. タスク・スケジュール管理をしっかりする
仕事でミスが多い人はタスクやスケジュール管理を見直してみましょう。
今日一日の予定を把握する、自分がやるべき仕事の優先順位をはっきりさせることで目の前の仕事に集中できます。
こちらで私がやっているGoogleカレンダーでのタスク管理方法を紹介しているので参考にしてみてください。
5. それでも直らないなら自分に向いている仕事なのか見直してみる
きちんとメモも取り、同じミスをしないように意識してるけどやっぱりダメって人は、苦手で向いていない仕事をしているかもしれません。
誰にでも向き不向きはありますし、向いていないことをするとうまくいかないです。
会社を辞めた彼はこのケースだと思うのですが、営業先でお客さんを怒らせ何度かクレームが来ていました。
彼自身はまったく自覚がなく、なぜ怒らせてしまったのか分かっていないようでしたね。
会話の上手い下手でなく、相手の様子を伺いながら会話をすることがおそらく苦手だったのでしょう。
このように不向きな仕事でミスを犯すことはよくあります。
もうこれは性格の問題でもあるので、その場合は辞めて向いてる職業に転職した方がうまくいきやすいです。
仕事を辞めて転職することは甘えではない
世の中には職種や業種、企業の数もたくさんあります。
もし今の環境が合わないと思うなら、別にこだわる必要はなく辞めて転職してもいいと思うんです。
それが甘えだとは思いません。
仕事には向き不向きはありますからね。
あまり考えすぎると身体だけでなく精神的にも良くないので、合わないなら次があるくらいの気持ちでいいと思います。
まずは上記で紹介した、仕事のミスを減らすための方法をぜひ実践していただき、それでも改善されないようなら時間を作って向いている仕事を探してみるのがいいですよ。
無料でできる診断サービスもありますし、プロの転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。
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楽しく働けるのが一番
会社を辞めた彼はその後、営業職からまったくの異業種に転職していましたが、楽しくやっているようでした。
やっぱり仕事って一日の三分の一の時間を何十年も使うものですから、楽しく働けるのが一番です。
やることやって、ダメなら次!
このくらいの気持ちで気楽にいけばいいんじゃないかと彼を見て思いましたね。
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