私:あのさ、不動産投資をしたいと思ってるんだけど
妻:不動産投資? 土地を買うってこと?
私:うん、まぁ土地とか一戸建てとか、アパート、マンションも含めてなんだけど
妻:何でいきなり?
私:家賃収入があれば老後の年金代わりになるし、働けなくなったときのリスク対策にもなるから、今のうちから始めておきたいと思って
妻:不動産を買うって何百万円、何千万円もするでしょ? お金はどうするの?
私:お金借りてローンでやる方法もあるけど、まずは現金で買える安い物件から始めようかなと
妻:詳しく分かんないけど、破産とかしたらどうするの?
私:もちろん投資だからリスクはあるけど、そこはなるべく最小限に抑えるようにしてやっていこうとは思ってる
妻:うーん、危険すぎじゃない? 別に今は貯金だってしてるし、もし赤字になったらそれこそ大変でしょ?
私:確かに100%うまくいく保証はないけど・・・ そこは保険に入ったり、現金を残して無理をしない範囲でやるつもりだから
妻:いやー、怖いよね。たぶんどこの奥さんもいきなり旦那が不動産投資するとか言いだしたら反対すると思うよ
私:でも家族の将来のことを考えてのことだから、そこは理解して欲しいんだよね
妻:うーん、危険をおかしてまでやらなくていいかな
私:いや、不動産は株とかFXとか仮想通貨みたいに価格変動が少ないし、家賃が入らなくても土地という資産が残るし売れるわけだから
妻:いや、反対。別にやらなくていいと思う
私: 。。。
私が妻に不動産投資をしたいと持ちかけたときの会話です。
ご覧のように妻には猛反対されました。
その後、何度かこのようなやり取りがあり、最終的には妻を説得し、不動産投資をすることを納得してもらいました。
ここではその経験談を書いたので、私と同じように妻や夫、家族らに反対されている人が、相手を納得させて気持ちよく投資を始められるきっかけになればうれしいです。
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妻に反対されている状態なので物件を探しても買えない。その状況に悶々としていた
妻に反対されながらも地元の不動産屋のホームページを見たり、楽待やアットホームなどで物件の検索やチェックはしていました。
物件を探している人は分かると思いますが、気になる物件が出てくると内見をしたり、不動産屋に連絡して事を進めたくなりますよね。
でも妻に反対されている以上、できるのは検索まで。
内見をしたとしても勝手に買うことができないので、それ以上のことができず、スマホで物件を見るだけという日々に悶々としていました。
妻に内緒で不動産を買おうともした
やっぱり毎日のように物件を見ていると買いたい病がでてくるんですよね。
だけど妻に反対されているから買えないし、内見にも行けない。
焦りやイライラが募って内緒で物件を買おうかとも思いました。
一棟目はローンではなく現金で買おうと思っていたので、最悪うまく回らなくても家計に大ダメージを与えることはないかなと。
まぁ貯金は無くなりますが。。。
でもそこでふと思ったんですね。
内緒で数十万円〜数百万円もする買い物をして、それが妻にバレたら絶対離婚になるなと。
ていうか、逆に自分が内緒でそんな高額な買い物されたらどう思うか
自分の買いたい気持ちの前に、冷静に相手の立場になって考えてみました。
もし、自分の知らないところで何百万円する買い物をされたら、と。私ならキレるというかショックですね。
なかには家族に内緒で物件を買い、家賃収入が入ってくる通帳を見せて納得させるというツワモノもいましたが、自分にそれはできないなと。
不動産投資の目的にもよりますが、私個人ではなく家族の将来のために投資をしようと思ったので、パートナーの理解を得てからじゃないと意味ないと思ったんです。
いくら家族のためといっても相手が納得しなければ、それは独りよがりと言われても仕方ありません。
だから夫婦や家族のために不動産投資をすることが目的なら、内緒で進めることはおすすめしません。
バレたときに関係が悪化するのは目に見えてますから。
妻に不動産投資することを反対され続けた原因
それで私が妻に不動産投資することを反対され続けた原因ですが、圧倒的に説明が足りてなかったことだと思います。
自分は不動産の本を読んだり、ネットで情報を集めたりしているので知識がありますが、説明を受ける妻は全くの素人なんですよね。
不動産に興味のない素人が、いきなり大家になろうとか、難しいことを話されても分かんないのは当然のこと。
それを将来のためだの、家族のためだのいきなり言われても「分かりました」とはならないわけで。
こちらは知識ありきで話をしてしまうので、相手にもそれくらい分かってくれと無理な要求をしていたように思います。
なぜ不動産投資をしたいのか、なぜするべきなのかを丁寧に説明する
そうではなくて、一般的な人は投資=危険、リスクが高いというイメージを持っていることが多いので、
- なぜ不動産投資をしたいのか、なぜするべきなのか
- どのようにやっていこうと考えているのか
- 万が一のリスク対策はどうするのか
そういった基本的なことを子供でもわかるように説明してあげるべきですね。
なぜ不動産投資をすることに反対されていたのか振り返ってみると、圧倒的に説明が足りなかった。これに尽きますね。
夫婦なんだから、とにかく会話をして理解してもらう。説得するにはこれしかないと思います。
奥さんに不動産投資のメリットをプレゼンしてみよう
で、具体的に私がどうしたかと言うと、話をするだけではなかなか理解してもらえなかったので、資料を作り妻にプレゼンしました。
- 不動産投資の仕組み
- 物件購入時にかかる費用
- 購入後の運営費や維持費
- リフォーム代や管理方法についてなど
また、自分が想定している価格の物件を購入したときの収支シュミレーションをエクセルで作りました。
利回りとか専門用語を使ってもわからないので、毎月の家賃がいくらで何年後にペイできるか、入居が決まらなかった場合のリスク対策などなど。
その結果、資料まで作った私の本気度が伝わり、不動産投資のメリットを理解してくれてようやくOKがでました。
シュミレーションも新築や中古、物件種類によって変わってくると思うので、自分の投資スタイルに合わせてやってみるといいと思います。
本気で不動産投資したいなら、妻ひとりを納得させられないようじゃダメ
きっと奥さんも頭ごなしにダメと言ってるわけじゃなくて、
- 不動産投資をやるべき根拠
- 将来得られるメリット
- うまくいかなかった場合の対処法
などを伝えると反対せずに安心して同意してくれるはず。
だってうまくやれば家族が安心して暮らせるんですから。あとはそれを分かりやすく、丁寧に説明するだけです。
不動産に関わらずですが、夫婦間に大切なのは会話です。
相手のことを思いやり、分かっているだろうではなく、きちんと言葉に出して誠心誠意伝えることがうまくいくコツです。
奥さんや旦那さん、親に不動産投資を反対されている方は根気よく、そして分かりやすく伝えてみてください。
ステキな物件が買えて、うまく運用していけるよう同じ不動産投資家の卵として応援しております。
P.S
今では妻のほうから民泊やシェアハウスとか面白そう、などいろんなアイデアを言ってくれます。一人より二人で進めた方が楽しいしきっとうまくいくと思います。