Bing検索画面

みなさん検索エンジンは何を使われていますか?

さまざまな検索エンジンがありますが、おそらくGoogle、Yahoo、Bingこの3つのいずれかでしょう。まさかBaidu(百度)とか使っている人はいないですよね?

私は調べ物は100%Google検索で行なっています。

ではブログやサイトを運営されている方は、どの検索エンジンを意識してSEO対策されていますか?

おそらくほとんどの人がGoogle(Yahoo)と答えるでしょう。アルゴリズム更新でも度々話題になるGoogleは、意識されている人は多いと思いますが、それ以外はどうでしょう、具体的に何かされていますか?

私は全く意識すらしていなかったのですが、今回Microsoftの検索エンジンであるBingに対して行なった施策で大きく検索順位が上がったので紹介します。

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そもそもBingのシェア率はどのくらいなのか?

まずBingのシェア率ってどれくらいあるか知っていますか?

StatCounterによる日本の検索エンジンのシェア率グラフ

日本での使用されている検索エンジンのシェア率は、StatCounterによると

  • Google:61%
  • Yahoo:36%
  • Bing:2.5%
  • 残りがその他

となっています。

StatCounterは、ウェブブラウザや検索エンジンなどのシェア率を各国ごとに分析してくれるサービスです。

上記の検索エンジンのシェア率は2015年4月から2016年3月までの過去1年間の日本のデータを算出したものです。

データからも分かるように日本ではGoogleとYahooが9割以上を占めていて、Bingはわずか2.5%となっています。

1割も満たない人しか使っていない検索エンジンにSEO対策する意味はあるのか?

Bingのシェア率が低いという事は、当然この検索エンジンから自分のブログに訪問してくれる人も少ないという事です。

そうすると対策をする意味もあまりないんですが、BingにもSEO対策をしておいた方が良いと思う2つの理由があります。それは、

  • 今後のシェア拡大の可能性がある
  • ネットリテラシーが低い(ネットに詳しくない)層に対してアピールできる

どういう事なのか、1つずつ見てみましょう。

Windowsのブラウザの検索エンジンがBingである

MicrosoftのOSであるWindows10のブラウザはIEからMicrosoft Edge(マイクロソフト・エッジ)に代わり、検索エンジンはデフォルトでBingに設定されています。

Windowsのブラウザで使用される検索エンジンがBingになった以上、そのシェア率も増える可能性があります。

iPhoneのSiriやSpotlight検索はBing

2015年のスマホ出荷シェア台数グラフ

2015年度上期スマートフォン出荷台数シェアでは、

  • 1位 アップル
  • 2位 ソニー
  • 3位 シャープ
  • 4位 富士通
  • 5位 Samsung

の順となっています。

スマホのOS別の出荷台数ではiOSとAndroidがそれぞれ50%ずつで同数となっています。

つまり日本のスマホのシェア率の半分はiPhoneなんですね。iPhoneやiPadのブラウザであるSafariの検索エンジンはGoogleですが、Macでも使われているファイルやWebページを検索するSpotlightと音声認識機能のSiriは検索エンジンにBingを使用しているんです。

今後Siriの精度が上がり、多くの人が音声で検索をするのが当たり前になってくれば必然的にBingのシェア率も増えてくるでしょう。

ネットに詳しくない人ほど標準の検索エンジンを使う、またその人たちにアピールできる

私は調べ物は100%Googleで行なっています。Windowsのブラウザのデフォルト検索エンジンがBingであろうとGoogleに変更します。個人的にはネットリテラシーの高い方はGoogle率が高いという印象です。

一方、Googleの検索画面は検索窓しかないから嫌だとか、その他の理由でYahooやBingを敢えて使う人もいるかもしれません。

私がパソコン関係の仕事をしていた時は、インターネットを開いた時のトップページがYahoo!Japanという人が非常に多くいました。それで検索エンジンもそのままYahooを使っているという感じでした。

Bingにおいては敢えて使っている人はいるのでしょうか。標準の検索エンジンなのでそのまま使っているだけで、あまり意識していない年配の方やネットに詳しくない人たちが何も考えずに使用しているという印象があります。

そういった方は広告やアフィリエイトに対しても警戒意識が低くかったりします。実際にBingで検索するユーザーはGoogleやYahooで検索するユーザーに比べて広告のクリック率が高いというデータもありますからね。

今後Bingからのアクセス数も増えれば、リテラシーの高くない層を狙って、さらに年齢や性別など解析して興味を持ってもらえるような商品等をアピールしていくのも一つの手だと思います。

そのためにはBingで検索された時に自分のサイトが上位に表示されている必要がありますよね。

このような理由でBingに対してもSEO対策をしようと思ったんです。

基本的なSEO対策はGoogleと同じ。Bingにもきちんとサイトを評価してもらえる仕組みづくりが必要

では具体的にBingで行なったSEO対策を紹介します。

唯一やった事は、Bingウェブマスターツールに登録した。これだけです。

SEO対策でもなんでもないやん!って思うかもしれませんが、これだけです!

同じようにBingウェブマスターツールに登録しただけで、検索順位が大幅に上昇した人が多くいます。

でもBingウェブマスターツールって登録しただけで順位アップするような魔法のツールではありません。それだけで検索順位が上がるなら誰だって登録するでしょう。

ではなぜBingウェブマスターツールに登録しただけで検索順位が上昇したのか?

私の考えはBingのクローラーがきちんとサイトを巡回できていなかったからだと思っています。サイトに訪れたクローラーは内部リンクを辿って内部構造を把握します。

クローラーとは、
GoogleやBingなど検索エンジンがサイト内のHTMLや画像等のファイルをを収集するためのプログラムです。

しかしクローラーが十分にサイト内を巡回できないと、正確にサイトの評価をしてもらえませんし、検索エンジンのデータベースにもインデックス(登録)されません。

サイトの把握が不十分で、さらにインデックスもされなければきちんとランキング(検索順位決定)もされないんです。

つまり、いくら質の良い記事やコンテンツを書いてもクローラーがしっかり巡回、認識してくれないと正当な評価をしてもらえないという事です。

Googleでは当たり前にやってる事をBingではやっていなかっただけ

でもこれってGoogleでは当たり前に対策してますよね。みなさんSearch Console(旧ウェブマスターツール)に登録してサイトマップを送信してると思います。そうすることによってGoogleのクローラーがサイトをしっかりとクロールすることができるようになり、的確にサイトの内部構造を伝えることができます。

Bingは単にそれができていなかっただけ。サイト全体をクロールしてもらわないと、どのページからどのページへリンクを貼っているのかなど内部構造を把握できません。それを教えてあげることでまともな評価をしてもらったのだと思います。中には検索上位の記事もあったので、その記事はきちんとクロールされていたのでしょう。

現状はBingウェブマスターツールに登録しているサイトも少ないので、きちんと評価されているサイトが少ない分、自分のサイトをきちんと伝えてあげれば登録していないサイトより優位になります。

今後Bingウェブマスターツールに登録するサイトが増えてくれば、ここまでの大きな順位変動はなくなるでしょう。

検索エンジンの役目は何?それが答え

Bingだって悩みや困りごとを知りたいユーザーに対して、満足する答えを返してあげるのが役目です。

単にBingウェブマスターツールに登録したサイトが上位表示されて、内容がスカスカでユーザーが満足しないものだったら検索エンジンの役目を果たしていませんよね?

GoogleやBingなど検索エンジンのアルゴリズムの違いはあるでしょうけど、結局サイトに求められるものは、ユーザーを満足されるコンテンツを作ることです。

あとはそれを正確に検索エンジンに伝えられるかどうか。今回それができたので、検索順位が上がったのだと思います。それによって記事の質やサイト構造など現状やっているSEOの施策が間違っていなかったという証明にもなりました。

コンテンツ作りや私が普段から行っている施策はこちらです。ぜひ参考にして下さい。

検索順位の変化

で、結局検索順位が何位から何位になったかですが、「宮崎 ブロガー」というキーワードを例に取ると、以下のような順位変動です。この他にも様々なキーワードで順位が上昇しています。

日付行なった施策検索順位
4月9日Bingウェブマスターツールにてサイトマップ送信圏外
4月11日なし43位
4月12日なし29位
4月13日なし23位
4月14日なし7位
4月15日なし4位

このように最初のサイトマップ送信以外は特に何もしていませんが、徐々に圏外から順位が上がって1ページ目まで来ました。

サイトマップを送信した4月9は状態が「保留」になっていましたが、2日目の4月11には状態が「成功」になっていたので、そのタイミングでクローラーが巡回し始めてくれたんでしょうね。

Bingでの検索順位が低い方は基本的なSEO対策をしっかり行うと共に、きちんとサイトの構造を伝えてあげられるようにBingウェブマスターツールに登録して、サイトをクロールさせてあげましょう。

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Bingウェブマスターツールの登録方法

ということで、きちんとサイトを評価してランキング付けしてもらう為に、Bingウェブマスターツール登録の仕方を紹介します。

まずこちらのページに移動してサインインのボタンをクリックします。

Bingウェブマスターツールトップ画面

Microsoft アカウントを持っていればそのままサインインすればOKですが、アカウントを持っていない方は新規に作成してください。

Bingウェブマスターツールログイン画面

これから作成する方は、名前やメールアドレスなど必要事項を記入し、ページ下にあるアカウント作成ボタンをクリックします。

Bingウェブマスターツールアカウント作成画面

その後登録時に入力したメールアドレス宛に確認のメールが届きます。確認ボタンを押すと、確認完了画面が開くのでOKボタンを押します。

bingメール認証画面

サイト追加画面が開くので、サイトの追加ボタンを押し、登録するサイトのURLやサイトマップ、その他の必要事項を入力し、下にある保存ボタンを押します。

Bingウェブマスターツールのサイト登録画面

次にサイトの所有権を確認します。下の画像の赤の四角で囲った部分が3つありますが、このいずれかでサイトの確認を行って下さい。

  • オプション 1: Web サーバーにXMLファイルを配置します
  • 私はこの方法で認証しました。BingSiteAuth.xmlをダウンロードしてFTPソフトでファイルをアップロードします。これが1番簡単だと思います。

  • オプション 2: タグをコピーして既定のWeb ページに貼り付けます
  • こちらも簡単ですね。認証コードをコピーしてサイトの</head>の前に張り付ければOKです。私はヘッダーがごちゃごちゃするのが嫌なので、1番目の方法を取りました。

  • オプション 3: CNAME レコードをDNSに追加します
  • これはCNAME レコードをDNSに追加する方法です。認証が反映されるまでに時間がかかりますし、面倒なので分からない方は、1番か2番の方法でやった方が早いですね。

Bingウェブマスターツールサイト確認画面

これでサイト登録ができましたので、左のメニュー>自分のサイトの設定>サイトマップからサイトマップを送信してください。サイト登録時にサイトマップを入力していればすでに表示されていると思います。

サイトマップ送信画面

また左メニューのサイトマップの下にあるURLの送信からインデックスを促進させたいページのURLを入れて送信しておくと良いでしょう。これはGoogleのFetch as Googleと同じ意味合いですね。

urlの送信画面

私の場合サイトマップを送信して2日間は保留状態でしたが、3日目にはきちんと成功状態になっていました。あとはきちんとBingのクローラーがサイトを巡回してくれるのを待ちましょう。

ここまでやって、あとはサイト構造やコンテンツの質も高めておけば、Bingでの検索順位も上がってくるでしょう。ぜひ登録して順位の変動の経過を確認してみて下さい。

まとめると、私がBingの検索順位を上げるために行った対策は、

この2点です。

また時間が経過すればGoogleAnlyticsのように様々なデータが取得閲覧できるようになるので活用してみると良いですね。